医院経営において組織の大きな問題は売上(集客)、採用、スタッフマネジメントの3つです。この3つが落ち着けば医院経営というのは順調にいきますし、何よりも院長先生が精神的にもストレスの少ない状態で医院経営をすることができます。
コロナの影響で廃院となった医院があった時期は採用も比較的容易だったのですが、その状況も終わってしまいました。そして変わらず有資格者の採用における競争は今後ますます激しくなっていきます。
例えばスタグフレーション(景気後退とインフレの同時進行)や円安も採用に影響します。貨幣価値の低い国に当然外国人労働者は来ないので急激に減る可能性があります。急激に減った場合、ダメージを受けた大手企業は日本人を雇用するしかなくなりますので、その時歯科医院という零細企業は相対的に福利厚生や給与面も劣るため、厳しい戦いになることが予想されます。そしてその影響により今後ますます求人倍率が跳ね上がることも予想されます。また歯科医師の定員割れや歯科衛生士免許証の取得が3~4年と伸びているため、採用はますます難しくなっていきます。
またこれは別の角度からの話になりますが、コロナといういわば災害感染症という形になりましたがこれが収束していけば銀行、金融機関および信用保証協会の見方も徐々に戻り始めます。
融資を借りた、そこまでは構わないのですが皆さんの3年後、5年後の経営計画を考える上でそれをどのように扱っていくのか、銀行にどのようにお話をしていくのかというのは今後の医院経営において非常に大切なポイントとなります。これらは社内に財務担当等がいないとなかなか聞くことのないお話ですし、決して本やセミナーでは公開されません。
2年以上に及ぶコロナ禍を経て、今、医院経営にとって必要な採用法、コロナ融資と決算対策とは何か。
このように歯科業界においても時代の流れを読んでいく必要があるため、本セミナーでは2016年に開業し一般診療3.9億円、訪問診療1.45億円、予防型歯科1.3億円、合計6億円を突破し、今では院長からオーナーへシフトした松岡督明先生、そしてアドバイザリーだけでなく運用・投資を行い、7社17事業のオーナーを務め、歯科医師のための学習コミュニティ「MDC」の共同代表を務める土居先生を講師としてお招きし、医院経営にとって必要な採用マネジメント、コロナ融資と決算対策のポイントについてお話して頂きます。
【第一部】
・アフターコロナ時代の求人状況
・業者を使わずにドクター8名採用した採用手法
・採用の方程式
・潜在顧客ではなく潜在転職層という考え方
・適正診断の使い分け
・見学からの採用率を上げる方法
【第二部】
アフターコロナで考えるコロナ融資と決算書
・コロナ融資と通常融資の違い
・銀行はどう評価する?アフターコロナの決算書戦略
・融資返済の考え方とお得になるポイント
・まだ現金が余っている方へ コロナ融資の「正しい」活用
・アフターコロナの銀行との付き合い方
MDC(院長コミュニティ)代表
2017年、3つ目の歯科医院を開院。
2019年、4つ目の歯科医院を開院。
年商1億円を超える医院は 歯科医院のうち3~5%と言われている中、 開業初年度で本院だけで年商は1億を超え、 現在月商8000万を突破
MDC(院長コミュニティ)共同代表
某防災ベンチャーの創業メンバーとして参加し、100憶円調達(現在契約予定)
証券会社と連携を行い、5億から30億程度の中規模事業流動化プロジェクトに参加
有機栽培農家の生産と6次産業化を行う有限責任事業組合を企画
国内展開していた「ミニプライベートバンク」サービスを、タックスヘイブンに移転設立し、展開
対象 | 頑張り続けても変わらない医院経営から脱却したい先生向け |
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講師 | 松岡督明先生、土居亮規先生 |
受講料 | 33,000円(税込) ※セミナはー会場で受講してもオンラインで受講しても受講料は変わりません。 |
日程 | 2022年11月23日(祝) 東京会場(セミナー後懇親会有り)または、オンラインでの受講も可能です。 2022年11月27日(日) 大阪会場(セミナー後懇親会有り)または、オンラインでの受講も可能です。 ※懇親会費は受講料に含まれず現地で精算となります。 |
時間 | 12:00~16:00 |
定員 | 各セミナー100名 |