


予防型歯科医院構築セミナー受講後
あなたが得られるモノとは?


人口減少と小児う蝕減少に伴い
歯科医院に求められる行動
日本は少子高齢化によって人口が減少しているため、1院当たりで診る外来患者数も減少しています。また、小児のう蝕の数も減少しているので、小児歯科においても治療という分野は確実に厳しくなります。そのため、歯科医院は予防歯科を導入し、患者さんに通い続けていただく体制を今のうちから構築することが必要になります。
歯は痛くないけど予防に通って頂くということは、患者さんから、医院の方向性・理念・治療内容に共感してもらう必要があります。つまり、いかに患者さんにファンになっていただくかがポイントとなります。患者さんの満足度を高めていく場合、経営する医院の成長における規模ごとにその形は変化させていく必要があります。

例えば、最初チェアが3台で治療を行っている場合では、すべての患者さんを院長自身が診ることが可能です。院長が何事も丁寧に説明して、自分で治療を行います。この密接な関係の中で、定期健診に結びつけていく流れも作りやすくなります。
つまり、最初の小規模な頃の患者さんの満足は、主に院長の在り方だけで高い患者満足度を達成することができます。ファン患者が増えることで、自費率向上やリコール率向上、キャンセル率低下をもたらすだけでなく、例え診療時間を短くしたとしても、患者さんは都合を合わせて来院されるようになります。
ご挨拶が遅くなり失礼いたしました。
初めまして。松岡督明と申します。

医院の規模が大きくなってくると、歯科衛生士が増えてきて、衛生士の処置内容がちょっと見えにくくなってくるようなことが起こってきます。さらに別のドクターが入るようになると、ドクターごとの治療の方法が統一できておらず、問題が起きるようなケースも出てきます。要は規模が大きくなるにつれて、新たな問題が発生します。それを適切に改善しなければ、患者さんの満足度が下がりやすくなります。
そういう時に絶対に必要になってくるのが、理念の共有です。患者さんが多いので適当に治療したらよい、ということは絶対にしてはいけません。そんなことを少しでも行えば、患者さんの満足度はすぐ落ちてしまいます。

私は医院の拡大の過程で患者さんの満足度を維持、向上させていくため、理念の教育、そしてマニュアル化を徹底しました。治療内容ごとに、治療の後に渡す資料も作成しました。スタッフがそれぞれの能力に応じたものを提供するのではなく、書類や動画での説明に重点を置き、誰がやっても同じようにできるようにもしました。

いかに患者さんの
デンタルIQを高めるか
当院では初診の時に患者さんに対して初診コンサルといって、歯に関する知識をお伝えしています。初診以降も配布させて頂いている資料がたくさんあります。
例えば、歯の神経を取ったら神経を取った時に読んで頂きたい資料。治療が終わった時は、その後の定期健診に関する資料といった形で、節目には必ず資料を手渡すようにしています。資料を配布する目的は、医師による説明の時間を短縮するとともに、説明漏れをなくし、患者さんの「デンタルIQ」を高めるという目的があります。
デンタルIQとは、歯やお口の健康についてどれだけ関心や知識をもっているかを示す指標です。デンタルIQを高め、歯のことを正しく知ってもらうことで、なにより定期健診の大切さを理解して頂けるようになります。そうすれば、結果的に患者さんの残る歯の数も増えます。

また、デンタルIQが高まった患者さんは、対応が悪い医院では満足度が得られなくなりますので、医院からの離脱も少なくなり、両者がとても良い関係で、長くお付き合いを続けることができます。売上とは、「単価×患者さんの数×回数」ですので、その結果、常時経営的にも伸びていく状態を作っていくことができるのです。