歯科業界における事業承継は、地域医療への貢献という大義のもと、歯科医院の過剰な増加や歯科衛生士の不足という業界固有の課題にも対応していく必要があります。このような背景の中、医院の継承は地域の歯科医療サービスを維持、さらには向上させるための重要なステップとなります。

一方で、事業承継は新規開業とは異なるため、知っておくべきことや抑えておくべきポイントがあります。親先生の存在下での立ち振る舞い方やクリニックの文化への適応、そして既存患者との関係維持など、継承者は多角的な課題に直面します。これらの課題は、医院の継続的な成功を確保するために、慎重かつ戦略的に取り組む必要があります。

さらに、現代の歯科医院運営においては、マーケティングの役割が極めて重要です。かつては少なかった競合の中で自然と患者が集まっていましたが、現在では約6.8万軒にも及ぶ歯科医院が存在し、飽和状態に陥っています。このような環境下では、効果的なマーケティング戦略がなければ患者を引きつけることは難しくなっています。

成功への鍵は、現在直面している課題から逃避せず、継承する側とされる側が協力して、それぞれができることを明確に分担し、具体的なアクションプランを立てることにあります。また、患者が現在のクリニックから受け取る情報を理解し、それに基づいて患者の期待に応えることができるような情報を提供することが求められます。

継続的な患者集客のためには、既存の集患対策を詳細に分析し、それを基に戦略を再構築することが不可欠です。自由診療を強化し、患者に適切な誘導を行うことで、より効果的な集患が可能となります。

そこで今回のセミナーでは、歯科業界でも著名な先生の医院へ勤務し、自費診療における学術と経営ノウハウを学び、親子継承のためご実家の医院に戻られた後、新患数を180名/月超え、のべ来院数200名/月超の金田一晃先生と、医院を継承後、試行錯誤しながら自費診療を1.5億円増やし、医院収益を８億円まで拡大させた森川康司先生にご登壇して頂きます。

金田一晃先生と森川康司先生のように、事業継承後に売上を顕著に伸ばすことができた成功事例は、事業継承における重要な学びとなります。お二人の経験から、事業継承の前に押さえておくべきポイントや成功への道筋を学ぶことができますので、ぜひ無料オンラインセミナーにご参加ください。

• 再現性が高く労力がかからないWEBマーケティング戦略に興味がある方
• 患者を選択できる歯科医院が行っているマーケティングを知りたい方
• 自由診療の売上を増やしたい方
• 自由診療を成約するためのマーケティングがうまくいかない方

01継承前の準備と継承後にやるべきこと
02継承のメリットとデメリット
03アナログ医院をDX化するコツ
04継承後も継続的に集患する方法
05患者を強化したい診療項目に誘導する方法
06医院継承のためのWEBマーケティング

講師紹介森川 康司

2018年大阪歯科大学卒業
2018年4月　西宮の歯医者にて勤務
2021年9月　大阪八尾市医療法人甦歯会もりかわ歯科にてインビザライン担当で勤務
2021年9月　20症例　ゴールド2を取得
2022年1月　150症例　ダイヤモンドプロバイダーを取得

2021年9月からインビザラインを導入後、
何から手をつけたらいいのかわからない状態から伊藤剛秀先生から臨床、診断、カウンセリングを学びつつ、まずは既存患者さんへのアプローチを行い、広告に頼らない集患、マーケティング、そしてチームビルディングを行うことによりわずか２年足らずで年間１５０症例を達成しダイヤモンドプロバイダーを取得。

講師紹介金田　一晃先生

2013年3月　徳島大学歯学部　卒業
2013年4月　徳島大学附属病院歯科　入局
2014年4月　医療法人和田歯科医院　勤務
2020年10月　医療法人社団金田歯科医院　勤務

講師紹介宇井　孝之

ウミガメ株式会社共同代表

ホームページ制作からSEO対策、リスティング広告、SNS広告、LPO（ランディングページ）の設置、EFO（入力フォーム最適化）、MEO対策に至るまで、インターネットマーケティングを軸にした医療分野のトータルソリューションを展開。医療業界の集患において一気通貫で行っている。
業界トップクラスのインターネット集客を軸に、医療従事者向けサービスの全国展開に加えて、現在235医院に向けサービスを提供することで業界全体の質の向上に貢献している。