歯科業界では、う蝕(虫歯)の減少に伴い、伝統的な補綴(歯の修復や置換)の需要が減少しています。これは、主に銀やチタンを使用した保険適用の治療の低い報酬点数と、長いアポイントメント時間が原因です。このような状況では、保険に依存した治療だけでは、一時間あたりの収益や患者一人当たりの収益が下がり続けることが予測されます。そのため、医院経営を維持、あるいは向上させるためには、自費治療の割合を増やすことが重要となっています。
加えて、歯科治療の需要は治療から予防へ、さらには口腔管理と医科歯科の連携へとシフトしています。治療中心のアプローチが減少する中で、保険治療のみに依存することは、売上減少を避けられないリスクとなります。
この背景に加え、コロナウイルスのパンデミックがデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させた結果、リスティング広告だけでなく、InstagramやYouTubeなどのSNSを活用した院外マーケティングの重要性が高まっています。しかし、これらの手法は歯科医師の専門外であり、高コストなため、実際に成功している医院は少ないのが現状です。
しかし、院外マーケティングに頼らずに、既に信頼関係を築いている患者さんに直接アプローチする院内マーケティングを活用すれば、自費治療の成約率を20~30%に引き上げることが可能です。患者さんのニーズを引き出し、それに応える形で治療を提案することで、自然と自費治療への移行を促すことができます。
例えば、虫歯に悩む患者さんに対して、単に磨き方を指導するのではなく、歯並びが原因で磨きにくいことを指摘し、歯並びを整えることで磨きやすくし、結果として虫歯になりにくい環境を作る提案をすることができます。
このように既存の患者さんにアプローチしていく院内マーケティングでは、患者さんの隠れているニーズをつかむことが非常に大切な作業になります。そして診療フロー内で具体的な役割を定め、スタッフが一貫して取り組める体制を作ることが重要です。
また、自費治療の成約率を高めるためには、価格の適正化や治療オプションの絞り込みが必要です。さらに、院内のポスターやチラシを通じて、患者さんに情報を提供し、診療フロー内でのコミュニケーション方法を標準化することが求められます。
そこで今回の無料オンラインセミナーでは、試行錯誤しながら院内マーケティングと院外マーケティングを駆使し、アライナー矯正を始めてわずか一年足らずでダイヤモンドプロバイダーを取得、自費診療を1.5億円増やした森川先生をお招きし、カウンセリングルームやTCを持たない医院でも、自費診療の成約率を20~30%まで向上させることができる具体的な施策について詳しくお話して頂きます。
SNSやWEBマーケティングが苦手な先生でもすぐに導入することができて、高確率の再現性を持つ院内マーケティングを導入し、クリニック一丸となって自費成約率UPに取り組み、収益向上をお考えの先生は今回のセミナーにぜひお申込みください。
2021年9月からインビザラインを導入後、何から手をつけたらいいのかわからない状態から伊藤剛秀先生から臨床、診断、カウンセリングを学びつつ、まずは既存患者さんへのアプローチを行い、広告に頼らない集患、マーケティング、そしてチームビルディングを行うことによりわずか2年足らずで年間150症例を達成しダイヤモンドプロバイダーを取得。
対象 | WEBマーケティングに依存せずに、アライナー矯正、補綴の成約率を上げる手法を手に入れ医院収益拡大をしたい方 |
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講師 | 森川 康司、宇井孝之 |
受講料 | 33,000円 → 無料 |
日程 | 2024年7月25日 |
時間 | 20:30~22:00 |
定員 | 100名 |