アライナー矯正が日本に導入されてから１７年、最初は軽い症例しか出来ないと言われていた時代は遥かに過去のことになりました。

アライナー矯正のメカニクスや診断、装置特性など、たくさんの先人たちの失敗と成功の繰り返しで、様々なことが解明され、理論も技術も深化されてきました。

この発展の中で、アライナー矯正は、従来のワイヤー矯正では困難だったいくつかの矯正症例にも対応可能となっています。一部の症例では、アライナー矯正がより効果的で、患者さんも受け入れやすい方法として位置づけられるようになりました。

そのため、補綴治療を併用したアライナー矯正に新たな可能性が広がっています。矯正治療だけでは対応が難しい症例も、普段からC処や補綴があたりまえのGPだからこそ出来る症例があります。

例えば、咬合挙上は歯の移動だけで達成できるのは歯冠が崩壊も摩耗もしていない歯のみで、歯冠が崩壊している歯、特に臼歯の歯冠崩壊がある患者さんの治療には補綴と連携した矯正治療が必要になります。また臼歯部が欠損している過蓋咬合症例や、反対咬合症例も矯正治療のみでは対処できません。

今回のオンラインセミナーでは２回に渡り、インビザラインを始めてわずか一年足らずでダイヤモンドプロバイダーになられた森川先生をお招きし、初回セミナーでは、ワイヤー矯正だけでは達成できなかったであろう、アライナー矯正だからこそできた症例、アライナー矯正のほうが取り組みやすかった症例をご紹介して、その理論とメカニクスを解説して頂きます。

そして第２回では、矯正治療で行っている診断と歯が無い、または歯冠崩壊しているところへ対する補綴を組み合わせた、ＧＰだからこそできるアライナー矯正治療がどのように進展しているのか、その詳細を深堀りして解説して頂きます。

これからアライナー矯正の導入をご検討されている先生や、今現在アライナー矯正を担当されているスタッフの底上げをしたい方にもわかりやすいセミナーとなっておりますので、クリニック一丸となってアライナー矯正治療に取組み、収益向上をお考えの院長先生はぜひこの機会にお申込みください。

• アライナー矯正のいろはを知りたい方
• これからアライナー矯正を取り入れる先生
• 医院経営をアライナー矯正で強化したい方
• ワイヤー矯正の限界を感じている先生向け

講師紹介森川 康司

2018年大阪歯科大学卒業
2018年4月　西宮の歯医者にて勤務
2021年9月　大阪八尾市医療法人甦歯会もりかわ歯科にてインビザライン担当で勤務
2021年9月　20症例　ゴールド2を取得
2022年1月　150症例　ダイヤモンドプロバイダーを取得

2021年9月からインビザラインを導入後、
何から手をつけたらいいのかわからない状態から伊藤剛秀先生から臨床、診断、カウンセリングを学びつつ、まずは既存患者さんへのアプローチを行い、広告に頼らない集患、マーケティング、そしてチームビルディングを行うことによりわずか２年足らずで年間１５０症例を達成しダイヤモンドプロバイダーを取得。