超わかりやすいマウスピース矯正の基礎

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10/24、10/31に開催されるオンラインセミナーは伊藤剛秀先生の勉強グループD/NEXの「セミナー見放題会員」様、「正規会員」様のみ視聴可能となっております。

D/NEXの詳細は下記リンクをご確認ください。
https://d-nex.net/admission/

セミナー詳細

従来、矯正歯科治療は、専門性の高い分野であり、高度な読影力、分析力、診断力と矯正装置を作製する手技が必要とされていました。さらに、経験に基づいた治療経過の予測など、一般歯科治療とは異なったスキルが必要とされてきました。

しかし近年では光学印象やAI技術などを駆使した診断用の装置が開発され、また、マウスピースを用いた矯正のメソッドなどが開発され、保存系・補綴系などのいわゆる一般歯科治療をしてきた歯科医師にとっても、矯正歯科治療の導入のハードルが下がってきました。また導入のしやすさということもあり、マウスピースを用いた矯正歯科治療が、一般開業医の間で導入されてきています。

矯正歯科治療は一見すると、かける力や方向によって「歯を適切な位置に動かす」という、物理学的な現象であるように見えながら、実際のところそのメカニズムは、骨の吸収・添加、すなわち歯周組織の代謝・再生によって行われる、きわめて生物学的な、さらに言えば分子生理学的・生化学的なプロセスであるといえます。

臨床的に言えば、就寝時も含めて1日のほとんどの時間を口腔内に異物を装着して過ごすことになるため、治療の途中で発生するマウスピース性歯周炎、バイオフィルム形成によるマウスピース口臭などの不快症状、治療後の問題点となる歯肉の退縮、すなわちブラックトライアングルの形成は、初めて矯正歯科治療を行った歯科医師にとっては「想定外」の結果となることも珍しいことではありません。

マウスピース矯正治療により約5人に1人の割合で起こる歯周組織の退縮、とりわけブラックトライアングルは、審美的にもあまり良いものであるとは言えず、歯列は改善したが、歯肉に問題が残ったというクレームにもつながる恐れのある現象であり、決して軽視できない問題でもあると考えられます。

今回のセミナーでは、次世代の統合的な歯科治療に関するエビデンスやテクニックを発信しておられる清水先生と、全ての症例のクリンチェックを行い新規の患者様・修正を含めると 1日約100件を行っている伊藤剛秀先生をお招きし、再生医療を歯科応用したブラックトライアングル対策や、マウスピース矯正時に遭遇しやすい歯周炎から口臭の問題、さらには、咬合力の適正化を含めた口腔総合マネジメントの観点から解説して頂きます。


このような方におすすめです

  • さらなるスキルアップを目指す方
  • マウスピース矯正におけるリスクマネジメントを学びたい方
  • 他院とは全く違う視点で差別化したい医院様
  • 医院経営をマウスピース矯正で強化したい方

講義内容

【10/10】

01なぜ矯正治療で咬合力のコントロールが必要なのか?
02なぜブラックトライアングルができるのか
03矯正に関する歯肉退縮の予防とリカバリー

【10/24】 咬合力のコントロールとブラックトライアングルの治療と予防 前編
※D/NEXの「セミナー見放題会員」様、「正規会員」様のみ視聴可能となっております。
【10/31】 咬合力のコントロールとブラックトライアングルの治療と予防 後編
実際の症例を見ながらの治療内容を講義
※D/NEXの「セミナー見放題会員」様、「正規会員」様のみ視聴可能となっております。

清水洋利

講師紹介清水 洋利

清水洋利

一般社団法人 日本美容歯科医療協会 理事長 歯科医師・ 博士(歯学)
MMクリニック神戸医科歯科医院 院長
1993年 徳島大学歯学部卒業 康楽賞・Caulk / Dentsply Award受賞 歯科医師免許取得
1997年 徳島大学大学院歯学研究科博士課程修了 博士(歯学)
    徳島大学歯学部附属病院第一保存科勤務
2001年 岡山大学歯学部附属病院第一保存科勤務
2003年 日本再生歯科医学会 理事・事務局長・準備委員長
2004年 外来医長を経て退職後、医療法人社団グローバル会勤務
2006年 一般社団法人 日本抗加齢医学会認定専門医
2007年 国立健康・栄養研究所認定 栄養情報担当者
2009年 栄養情報担当者協会 副理事長・学術ワーキンググループ代表
2009年 日本抗加齢医学会 第9回学術大会 優秀演題選出
2009年 公益財団法人 日本健康・栄養食品協会認定 食品保健指導士
2010年 一般社団法人 日本食品安全協会認定 上級健康食品管理士
2010年 Q-MED (Sweden) 認定 Restylane Master(ヒアルロン酸指導医)
2011年 一般社団法人 日本統合医療学会認定医
2012年 一般社団法人 日本美容歯科医療協会理事長
2015年 一般社団法人 日本臍帯・プラセンタ学会 理事・倫理審査委員
2017年 一般社団法人 日本美容再生医療学会 理事
2018年 一般社団法人 日本臨床研究安全評価機構 相談役
2019年 一般社団法人 臨床美容再生医療学会 理事
2021年 MMクリニック神戸医科歯科医院 理事長・院長

口腔機能と栄養摂取(口腔内科)、美容医療の手技を応用した口腔機能回復治療といった、次世代の統合的な歯科治療に関するエビデンス・テクニック・コンプライアンス等について、全国の歯科医師をはじめとする歯科医療関係者に伝えている。

講師紹介伊藤 剛秀

岩手医科大学歯学部卒
全ての症例のクリンチェックを行い、新規の患者様・修正を含めると1日約100件を行う。
ただ歯を並べるのではなく、患者様の骨格・生活習慣・コンプレックスなど、患者様一人一人の声に耳を傾け、ライフステージを考慮し治療にあたる唯一無二のスーパードクター。

開催概要

対象 再生医療を用いた治療と予防のメカニズム、対処法を学び更なるスキルアップを目指す方
講師 清水洋利先生、伊藤剛秀先生
受講料 33,000円 → 今だけ無料
日程 2023年10月10日(火)、24日(火)、31日(火)
時間 21:00~22:30(延長の可能性有り)
定員 100名