【2022年最新】Googleビジネスプロフィール(旧:Googleマイビジネス)の活用事例3選!

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スマートフォンの普及に伴い、来店前に店舗の情報を調べるユーザーが増えた今、Googleビジネスプロフィール(旧:Googleマイビジネス)を活用したWeb集客は必須となっています。

しかし、Googleビジネスプロフィールをどのように活用すればいいか分からず悩んでいる方も多いでしょう。

この記事では「Googleビジネスプロフィールとは?」から始まり、「Googleビジネスプロフィールを活用する理由」「Googleビジネスプロフィールの活用事例」まで徹底解説しています。ぜひ参考にしてください。

Googleビジネスプロフィールとは?

車のハンドルとスマートフォン

Googleビジネスプロフィール(旧:Googleマイビジネス)とは、店舗や会社の情報を登録することで、ユーザーがGoogle検索やGoogleマップを利用した際に登録した情報を表示できる無料ツールです。

のちほど詳しく解説しますが、Googleビジネスプロフィールを利用することで自社の魅力や詳しい情報をユーザーに伝えられるため、Web集客を行っていきたい場合はGoogleビジネスプロフィールに登録することをおすすめします。

Googleビジネスプロフィールを活用する理由

スマートフォンを見ている

Googleビジネスプロフィールを活用する理由は、以下の通りです。

  • MEO対策になる
  • 無料で集客できる
  • Googleを利用しているユーザーが多い
  • 来店する可能性の高いユーザーにアプローチできる
  • リアルタイムの情報発信が可能になる
  • 口コミを管理できる
  • インサイトデータを分析できる
  • 簡易的なWebサイトを構築できる

それぞれ詳しく解説していきます。

MEO対策になる

MEO(Map Engine Optimization)対策とは、Googleの検索エンジンで店舗のGoogleビジネスプロフィール情報を上位表示するための対策のことを指します。

ローカル検索での掲載順位はGoogleビジネスプロフィールに登録されている情報を元に決めているため、MEO対策ではGoogleビジネスプロフィールの活用が必須です。検索されたキーワードや位置情報に対する「関連性」「距離」「視認性の高さ」が主な判断基準となっていますので、必ずGoogleビジネスプロフィールの情報は充実させておきましょう。

無料で集客できる

Googleビジネスプロフィールは無料で利用できるツールです。

主な機能は、以下の通りです。

  • 基本情報の編集
  • 写真や動画のアップロード
  • 公式サイトへのリンク
  • 最新情報やイベント情報の掲載
  • インサイトデータの確認
  • 口コミへの返信

無料で利用できるうえ、ユーザーが求める多くの情報を伝えられるため、高い集客効果が見込めます。

Googleを利用しているユーザーが多い

何かを調べるときに使用する「検索エンジン」のなかで一番多く利用されているのが「Google」です。そのため、Google検索またはGoogleマップ上で自社サイトの情報が上位に表示されれば、多くの人に自社の存在をアピールできます。

「Googleビジネスプロフィール」の情報を充実させることで検索結果の上位表示対策となるので、掲載する情報は必ず充実させましょう。

来店する可能性の高いユーザーにアプローチできる

「渋谷 ラーメン屋」などの「地域名+業種名」で検索するユーザーの検索意図は「利用したいサービスを行っている近くの店舗が知りたいから」です。これらはローカル検索とも呼ばれ、ローカル検索を利用するユーザーは「来店する可能性の高いユーザー」であることが分かります。

Googleビジネスプロフィールの情報を充実させることで来店する可能性の高いユーザーに自社店舗をアピールできるため、高い集客効果が期待できるでしょう。

リアルタイムの情報発信が可能になる

Googleマイビジネスには投稿機能が付いていて、以下のようなリアルタイムな情報の発信が可能です。

  • 最新情報の発信
  • キャンペーンやイベントの告知
  • 新商品などの紹介
  • セールやクーポンの宣伝

リアルタイムの情報を発信することでユーザーの購買意欲を高められるメリットがあります。

口コミを管理できる

Googleビジネスプロフィールのオーナーもしくは管理者になると、Googleマップに寄せられた口コミに対する返信や悪い口コミの削除依頼などの管理を行えるようになります。口コミに対する返信は、ユーザーが店舗を選ぶうえでの判断材料となっています。そのため、すべての口コミに対して誠実に向き合って返信を行うことがWeb集客では必須といえます。

なかには心ない悪質な口コミが投稿されることがあります。Googleポリシーに違反する内容の口コミであればGoogleに削除してもらえますので、放置せずGoogleに削除依頼しましょう。

インサイトデータを分析できる

Googleビジネスプロフィールのインサイトは、MEO対策における唯一のアクセス解析データです。店舗情報の閲覧状況を把握するうえでとても大切なツールとなります。

インサイトで確認できるデータは、以下の通りです。

  • 指定した期間での「電話」「予約」「メッセージ」「ルート検索」などの回数
  • Google検索やGoogleマップで店舗のビジネス情報を閲覧したユーザー数
  • ビジネスプロフィールの表示に繋がった検索キーワード
  • ユーザーがビジネス情報を検索した方法

上記以外にもさまざまなデータを分析できますので、ぜひ活用しましょう。

簡易的なWebサイトを構築できる

Googleビジネスプロフィールに登録できていれば、スマートフォンなどのモバイル端末に対応したWebサイトを無料で作成できます。また、Googleビジネスプロフィールに用意されているWebサイトはプログラミングなどの専門的なスキルが不要で、以下のように直観的に作成できます。

  • テンプレートが用意されているので、好きなデザインに簡単に変更できる
  • Webサイト上のテキストを直観的に編集できる
  • 写真の投稿なども簡単にできる
  • 作成したWebサイトのURLを設定できる

とにかく手軽に作成できる点が大きなメリットといえます。

また、住所・電話番号・営業時間などの情報に変更があった場合は、Googleビジネスプロフィールの管理画面上で編集を行うだけで作成したWebサイトにも変更した情報が反映されるため、とても便利です。

Googleビジネスプロフィールの活用事例

ウェブページとルーペのイラスト

Googleビジネスプロフィールを活用して成功した事例を3つご紹介します。

  • 株式会社あさひ
  • 石川酒造株式会社
  • 心菜坊

それぞれ詳しく解説していきます。

株式会社あさひ

サイクルベースあさひのHP画像

株式会社あさひは、全国に500店舗以上ある大手自転車販売店です。小さなお子様用の自転車から本格的なスポーツ自転車まで幅広く取り扱っています。「自転車は雑貨ではなく乗り物」という観点から、販売だけでなく「自転車安全整備士」「自転車技士」の資格を持ったスタッフのアフターサービスも充実させています。

Googleビジネスプロフィールの活用に至った経緯

近年は自転車を探す際に「自転車+地域名」のローカル検索を使うユーザーが増えていますが、ローカル検索結果の順位が低く、来店に繋がりにくい状況を認識しており、デジタルの施策が必要だと感じていたようです。

同社は以前までオフラインの集客方法である「折り込みチラシ」を活用していましたが、集客の効果検証がしづらい点も課題としてあげられていました。

Googleビジネスプロフィールの活用内容

まずGoogleビジネスプロフィールに登録し、店舗の詳しい情報を掲載することで、Google検索やGoogleマップ上で同社を見つけたユーザーに正確な情報を伝えられるようになりました。また、今までチラシで告知していたキャンペーンなどの情報を投稿することで、ユーザーの購買意欲を促進しています。さらに「検索連動型広告」を活用し「自転車+地域名」で検索しているユーザーに対してアプローチしました。

Googleビジネスプロフィールの活用効果

従来の折り込みチラシに加え、Googleビジネスプロフィール・広告の活用により、店舗の売上は前年同期比10%増加、来客数は7.6%増加しました。


参照元:『Google 広告とGoogle マイビジネスを活用し、売上アップと来店コンバージョンの計測に成功 ー 株式会社あさひの事例

※ 参照元では「Googleビジネスプロフィール」が名称変更前の「Googleマイビジネス」として記載されています

石川酒造株式会社

石川酒造株式会社は、東京都に本社及び工場を置く日本の酒造会社で、日本酒のほか地ビールも製造しています。同社は国の登録有形文化財に指定された建造物を6棟も有し、創業から200年以上の歴史を持つ酒造です。酒類の製造だけでなく、酒づくりの歴史を学べる資料館やレストランの運営や蔵見学なども行っています。

Googleビジネスプロフィールの活用に至った経緯

日本酒離れが進むなか、伝統の味と日本の伝統を伝えるために蔵見学を始めました。近所のお客様には参加していただいていましたが、より多くの方に参加してもらいたいと思い、Googleビジネスプロフィールを始めました。

Googleビジネスプロフィールの活用内容

Googleビジネスプロフィールの基本情報「営業時間」「定休日」などを充実させることに加え、ユーザーからの口コミに対しても誠実に対応しています。ユーザーからの口コミや画像を見て興味を持ち、訪れる方も多いようです。また、投稿機能を使って「試飲会」「見学会」「新商品」などの最新情報を掲載しています。

施策を行ったあとは、インサイト機能を使って「検索数」「Webサイトへのアクセス数」「どのエリアから調べられているか」など、細かくデータ分析を行っています。

Googleビジネスプロフィールの活用効果

Googleビジネスプロフィール経由の訪問回数が直近1か月で377件にものぼり、Googleマップの経路案内を利用した回数は837件を記録しました。

参照元:『Google マイビジネスの情報を充実させ検索ユーザーにアピール。ユーザーの来店やコミュニケーション促進に貢献

※ 動画内と参照元では「Googleビジネスプロフィール」が名称変更前の「Googleマイビジネス」として記載されています

心菜坊

※ 動画内では「Googleビジネスプロフィール」が名称変更前の「Googleマイビジネス」として記載されています

心菜坊は、鹿児島県志布志市にある居酒屋で、ホルモン鍋をメインとし地元の食材を使った料理を提供しています。口コミでは「人気店だけあって料理の味も絶品」「これまで色んなお店で鳥刺し・レバ刺しを頂いてきましたが、No.1」など、料理の味についてとても高い評価を得ています。

Googleビジネスプロフィールの活用に至った経緯

「常連様」がメインとなっており新規のお客様を獲得できていなかったため、Googleビジネスプロフィールの活用に至りました。

Googleビジネスプロフィールの活用内容

「住所」「営業時間」「電話番号」「メニュー」などの基本情報を充実させることはもちろん、口コミに対する誠実な返信を行っています。Googleビジネスプロフィールを取り入れるにあたり、コンサルタントの方に協力を仰いでいます。

Googleビジネスプロフィールの活用効果

Googleビジネスプロフィールを取り入れてから、たったの4か月で月間検索数が9,704回に増加しました。また、電話の問い合わせ件数も急増し、県外のお客様は倍に増えました。地方の飲食店が新規のお客様を獲得するには、Googleビジネスプロフィールの活用が必須だと実感したようです。

まとめ

飲食店のアイコンが表示されたスマートフォン

この記事ではWeb集客においてかかせない「Googleビジネスプロフィール」について、成功事例を交えて解説してきました。

Googleビジネスプロフィールは無料で利用できるうえ、ユーザーに有益な情報を届けられるさまざまな機能が付いているため、利用しない手はありません。今後もローカル検索「地域名+業種名」を利用するユーザーが増え続けていくと予想されます。まだGoogleビジネスプロフィールを利用していない場合は、今すぐ登録しましょう。

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