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【初心者向け】Instagramでフォロワーを増やし売上をアップさせる方法!
2023年05月13日更新日:2024年04月19日
ビジネスにおいて欠かせないSNSツールとなったInstagramは、多くの企業が利用し、集客や売上を上げています。Googleからの検索よりも、Instagramからの流入が多いのが現状です。その理由として若者を中心にInstagramユーザーが爆発的に増えていることが挙げられ、世界で10億人、日本では3,300万人に利用されているといわれています。
しかし、「フォロワーが増えない……」「収益につなげる方法がわからない」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
今回は、フォロワーを増やしたい、収益につなげたいとお考えの方のために、Instagramの活用法を解説します。
Instagramがビジネスで注目されている理由
Instagramがビジネスに使われるのは、企業の投稿をユーザーがよく見ているからです。今や情報が欲しい際にはGoogle検索ではなく、Instagramで検索をする時代といえるでしょう。
下のグラフをご覧ください。
参照元:PR TIMES「ファッションの情報源として、「インスタ」が「Google」を抜く」
2016年ではGoogleで検索している人が42.5%でトップだったにもかかわらず、2019年ではGoogleを抜いてInstagramが27.1%でトップに立ちました。 動画や画像で一目見てわかるInstagramがGoogleを抜くのは当然かもしれません。
Instagramは今の時代、一番集客に向いており、ビジネスで注目されているのです。
具体的な例を挙げます。
- 顧客の思考:「海外留学がしたい」「アメリカの街の雰囲気を知りたい!」と考える
- 顧客の行動:写真や動画を見ることができるInstagramで「アメリカ 留学」で検索をする
- 企業側:Instagramからの集客に留学のエージェントを紹介でき、売上につながる
Instagramの特徴とほかのSNSとの違い
InstagramとほかのSNSの大きな違いは、投稿のメインが画像であるという点です。Instagramは画像や動画を付けなければ投稿できません。TwitterやFacebookのように、文章のみの投稿はできないSNSです。また、YouTubeやTikTokのように動画が中心ではなく、あくまでたくさんの画像が閲覧しやすいような設計になっています。
各SNSの特徴は、以下のとおりです。
<各SNSの特徴>
SNS名 | 特徴 |
---|---|
・画像が中心 ・動画の投稿や生配信も可能 | |
・文章が中心 ・画像や動画の添付、音声配信も可能 | |
YouTube | ・動画投稿が中心 ・短尺動画の投稿、生配信も可能 |
TikTok | ・1分前後の短尺動画が中心 ・長尺動画の投稿、生配信も可能 |
・ブログのような画像と文章での投稿が中心 ・24時間で消えるストーリーズ機能 |
ユーザーが投稿した画像や動画の閲覧や検索に特化しているのが、Instagramの特徴です。ユーザー側も、画像を共有することを目的に利用します。フォトジェニックな料理やファッション、観光スポットを探す目的で利用するユーザーも多いでしょう。
視覚的な情報を求めて利用されており、設計も画像や動画の共有に特化していることが、InstagramとほかのSNSの大きな違いです。
Instagramアカウント運用が向いている企業の特徴
Instagramアカウント運用が向いている企業の特徴として、ターゲットが若年層であることや、フォトジェニックな商品・料理を販売している、ECサイトを運営していることが挙げられます。
以下、Instagramのアカウント運用が向いている企業の特徴を3つのポイントに分けて解説しますので、ぜひ参考にしてください。
10〜20代をターゲット層とする企業
Instagramは若年層のユーザーが多いSNSです。10〜20代をターゲットとしている企業は、アカウント運用が向いているでしょう。例えば、若年層向けのお菓子を販売している企業や、ゲーム会社、比較的安価なメイク用品を販売している企業などは、相性がよいといえます。
参照元:総務省情報通信政策研究所『令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書』
製品や料理のデザインにこだわっている企業
いわゆる「インスタ映え」するような製品や料理を販売している企業も、Instagramのアカウント運営が向いています。インスタ映えとは、外観に魅力があり、Instagramにおいて注目を集められる商品や建築物などに用いられる用語です。
他社よりもデザインにこだわっていて、Instagramで注目を集められるようなインパクトのあるものが提供できる企業は、アカウント運営によって認知度を向上させられるでしょう。
ECサイトを運営している企業
Instagramはソーシャルコマースの機能を有しているため、ECサイトを展開している企業とも非常に相性がよいでしょう。ソーシャルコマースはとは、SNSを活用した販売手法を意味し、ソーシャルメディアとEコマースを掛け合わせた用語です。
Instagramには、商品画像に販売リンクを付ける「販売タグ機能」やショップリンクを設置できる機能があります。アメリカでは、決済までInstagram上で行える機能をテスト実装しています。商品画像を見た人をシームレスに販売サイトまで案内できるInstagramは、ECサイトの売上をアップさせたい企業にも役立つでしょう。
Instagramアカウント運用 | 目的
Instagramアカウントの運用目的は、以下のとおりです。
- 集客
- ファン獲得(フォロワー)
- 商品購入
Instagramの運用において、目的のために売上が上がることが必要です。
- 【投稿】ユーザーが検索したときに役立つ情報を発信する
- 【分析】投稿が効果的か分析し、どんな投稿が注目されるのかを考える
上記の2つを徹底し、繰り返して行うことが売上につながります。
Instagramアカウント運用 | 事前準備(ビジネスアカウント)
まずはInstagramのビジネスアカウントを用意します。通常のアカウントではなく、ビジネスアカウントを作成する必要があるため、注意しましょう。
ビジネスアカウントのメリットは、大きく4つあります。
- ビジネス用のプロフィールが作れる
- Instagram広告を貼れる
- Instagramインサイトで投稿やアカウントの分析ができる
- Instagramでショッピングできる機能が付く
以下の画像をご覧ください。
インサイト機能があれば、動画の再生数やいいねの数などが一目でわかるため、アカウントを大きくするためには非常に重要な機能といえます。
ビジネスアカウントを運用するうえでも必須で、使用するデメリットはないため、ビジネスアカウントを作成しましょう。
Instagramアカウント運用 | アルゴリズムの理解
Instagramアカウントを運用するうえで、必ず知っておきたいのが「アルゴリズム」です。検索結果の順位や、発見タブに表示する投稿の選定には、Instagram独自のアルゴリズムが活用されています。
いわゆる「バズった投稿」は、発見タブからの閲覧数が伸びているケースが少なくありません。いかに発見タブに表示されやすくするかが、投稿のいいね数やフォロワー数の増加に大きく影響するのです。
以下、公式情報をもとにInstagramのアルゴリズムに影響する要素を詳しく解説します。
参照元:Instagram『Shedding More Light on How Instagram Works』
フィードやストーリーズを伸ばす4つの要素
フィード(通常の投稿)やストーリーズは、以下の4つの要素を用いてランク付けされています。フォロワーに見てもらうためには、4つの要素においてよい評価が得られるような施策を考えましょう。
フィードやストーリーズのランク付けに関わる要素は、以下のとおりです。
- 投稿に関する情報:いいね数、閲覧時間、動画の長さ、位置情報など
- 投稿者に関する情報:ユーザーと投稿者間でのやり取りがあったかなど
- 投稿者の活動:直近でいいねした投稿のジャンルなど
- 閲覧者のやり取り:どのようなユーザー投稿へコメントしたかなど
特に重要なのは、投稿に関する情報です。いいねがどのくらい付いているか、どのくらいの時間をかけて見られているか、動画の尺はどのくらいかなどの情報は、アルゴリズムに大きく影響します。
ほかのユーザーとのやり取りも、アルゴリズムに影響します。コメントを送り合っていたり、いいねを付け合っていたりすると、フィードやストーリーズが伸びやすくなるのです。お互いにいいねやコメントをしていると親密な関係と判断され、投稿がタイムライン上位に表示されやすいと考えられます。
発見タブに表示されやすくなる4つの要素
発見タブは、アプリ下にある虫眼鏡のマークを押した際に表示されるページです。発見タブには、アルゴリズムが選定したおすすめの投稿が表示されます。フォロワー外の人に投稿を見てもらうためには、アルゴリズムを理解して発見タブに表示されやすくするのが重要です。
発見タブの投稿表示に関わる要素は、以下のとおりです。
- 投稿に関する情報:いいねされた早さ、共有や保存の数、コメント数など
- 投稿した人とのやりとり:閲覧者と投稿者間でのやり取りがあったかなど
- 閲覧者の活動:過去に発見タブで見た画像の種類や保存履歴など
- 投稿者に関する情報:投稿者がどんな人とやり取りしているかなど
上記4つの要素のうち、投稿者がコントロールしやすいのは、投稿に関する情報や投稿者に関する情報でしょう。コンテンツの質を高め、多くの人に早くいいねしてもらう、保存や共有をしてもらうことができれば、発見タブに表示されやすくなるのです。
Instagramアカウント運用 | やること
実際にアカウントを作成したら発信をします。
Instagramではご存じのとおり、フォローという機能があり、フォローされれば確実にその人に情報を届けることができるようになります。必要ない情報だと判断されればフォローはされず、ほぼ永久的に目にされないでしょう。
フォロワー獲得と売上獲得のためにやることは、大きく2つあります。
- ターゲットや世界観を決める(情報発信の軸を作る)
- 投稿とコミュニケーション
詳しく解説します。
ターゲットや世界観を決める(情報発信の軸を作る)
アカウント運用のためにやるべきことの1つ目は、ターゲットや世界観を決めることです。
ターゲットを決める
Instagramの検索によってアカウントを見つけても、バラバラな情報が載っていたらフォローするでしょうか。
例えば「アメリカ留学したいな」と思い「アメリカ 留学」で検索をしたとします。投稿が見つかり、企業アカウントを見に行くと「アメリカ留学のおすすめ!」「ドイツ留学のおすすめ!」「ポルトガル留学のおすすめ!」などの情報が載っていたとしましょう。
アメリカ留学に関する情報だけが知りたいユーザーは「ほかの国の情報が多く、肝心のアメリカの投稿が見つけにくい……」と感じ、違うアカウントを探すのではないでしょうか。ターゲットを絞らないと、ユーザーは「自分の欲しい情報が載っていない」と感じます。
では、どのようにターゲットを絞ればよいのでしょうか。コツは、極端に特化しているが需要はあるところを狙ってターゲットを絞ることです。ターゲットが広すぎると運用が難しいためターゲットを絞りますが、需要がほとんどないところまで絞ると集客ができなくなるでしょう。
先ほどのアメリカ留学を例として、ターゲットの絞り方をご紹介します。
- アメリカ留学をしたい人
- 大学生の短期留学
- 英語を学びたい人
- 20代前半の女性
- 低価格
上記から、以下のような人物像が浮かんでくるでしょう。
- 大学3年生の女性が英語を学びたくてアメリカ留学を考えている
- 大学の休みを利用して短期で留学したい
- お金の余裕があまりないため低価格での留学を希望している
この人物像からターゲットを絞り込むことができます。ターゲットを絞ることができれば、投稿するべき内容がわかり、アカウントを見たユーザーから「私にぴったりな情報ばかりだ!」と思いフォローされるのです。多くの人に刺さるものではなく「一人ひとりに刺さり、かつ需要が大きい」ところに絞りましょう。
世界観を決める
世界観を決めるのはなぜでしょうか。理由は、アカウントを見たときに入って来る情報は写真だけだからです。
以下の画像をご覧ください。
引用元:https://sns-nakodo.com/sense-of-unity/
料理系のアカウントですが、写真を見ただけでどのようなアカウントなのかを想像することができます。アカウントを見たときに写真などの世界観が統一されていると興味をもたれますが、 世界観が統一されていないと、せっかくよい投稿をしていても見られる前にユーザーが離れます。
写真のこだわりやサムネイルの作り方は非常に重要といえるでしょう。
投稿とコミュニケーション
アカウント運用のためにやるべきことの2つ目は、投稿の工夫とユーザーとのコミュニケーションです。ポイントは、以下の4つです。
- ハッシュタグの活用
- 「タグ付け」「メンション」
- ユーザーとのコミュニケーション(問いかけやコメントへの対応)
- ストーリーズの活用
詳しく解説します。
ハッシュタグの活用
1つ目のポイントは、ハッシュタグの活用です。投稿内容が完成したらハッシュタグを付けます。ハッシュタグは、自分の投稿をユーザーの検索にヒットさせるためのものなので、検索ボリュームを意識しましょう。
例えば「#留学」で調べると、以下のような写真が出てきます。
「#留学」では161万件の投稿がされています。これだけ多くの投稿があると、運用を始めたばかりのアカウントが上位に出てくることはまずありません。検索ボリュームが少なすぎても誰も検索しないので、アカウントを見つけてもらえません。
さまざまなボリュームのハッシュタグをたくさん付けることで、目に留まる可能性が出てきます。絞り込んだターゲットに合わせてハッシュタグを付けると、ユーザーが見つけやすくなるでしょう。
「タグ付け」「メンション」
2つ目のポイントは「タグ付け」と「メンション」です。 アカウントのプロフィール画面に誘導できるため、大いに活用しましょう。
タグ付けとは、ハッシュタグのように本文の中に付けるタグではなく、写真の中にタグを付ける機能です。写真をタップするとアカウント名のタグが表示され、タグを再度タップするとアカウントのトップ画面に移動します。タグ付けをしておくことで、移動させたいアカウントに誘導することができます。
メンションとは、投稿の本文に記載されたアカウント名をタップするとそのアカウントに飛ぶという機能です。
タグ付けやメンションをしておくことでプロフィールにうまく誘導でき、ユーザーの次の行動につながる可能性が高まります。
ユーザーとのコミュニケーション(問いかけやコメントへの対応)
アカウント運用のためにやるべきことの3つ目は、Instagramのコメント機能を有効に使うことです。コミュニケーションを多く取ることでInstagramのおすすめの欄に出てきやすくなります。コメントが来たら積極的に返信しましょう。
上級者は「 質問があればコメント欄にコメントしてください! 」「 あなたはどっち派?コメント欄で教えてください! 」など、投稿文でコメントがもらえるように促します。コメントが増えることで投稿が伸び、多くの人に届けることができるのです。
ストーリーズの活用
最後のポイントは、ストーリーズの活用です。ストーリーズとは、24時間で消える画像や動画の投稿のことで、その気軽さが人気を集めています。
以下の写真をご覧ください。
引用元:@GIFUGRAM アカウント
スマートフォンの画面に動画形式のストーリーズが投稿されています。ストーリーズにメンションする、URLを貼るなどを行うと、自社サイトに誘導することも可能です。
また、ストーリーズの投稿を残しておける「ハイライト」という機能もあります。ストーリーズの投稿を任意の分類で保存できることが、ハイライトの特徴です。
例えば「長崎旅行」「北海道旅行」などのハイライトを作成し、それぞれにストーリーの投稿をまとめて保存するなどの使い方ができます。ハイライトはプロフィールから閲覧できるので「お店への行き方」や「予約方法」といった分類を作って活用している店舗も多くあります。
Instagramアカウント運用 | 投稿を継続させるためのポイント
Instagramを運用していくうえで、重要であり難しい点は「継続して投稿をすること」です。継続するためのポイントは2つです。
- トレンド
- UGC
詳しく解説します。
トレンド
InstagramのようなSNSで重要なのが、トレンドの情報があるかどうかです。流行りの要素を入れることで、投稿が途切れず最新の情報を発信できます。
若者は流行に敏感なので、常に情報を集め、トレンドを混ぜた投稿を心がけましょう。
UGC
UGCとは、企業ではなく一般の方が投稿した内容を、企業がそのまま紹介するという運用方法です。企業のハッシュタグを付けて投稿をしてくれている投稿者を探し、企業のよい紹介になる投稿を選んで企業側が投稿します。
例えば「留学」がテーマならハッシュタグから「留学」を検索して、実際に留学している人の投稿を紹介します。現地に居るという説得力や、質の高い投稿をそのまま活用できるメリットが得られるのです。
すべてを自分で投稿するだけでなくUGCをうまく活用することで、より多くのユーザー獲得につながります。
Instagramアカウント運用 | 分析
投稿ができたら、次に分析をしましょう。先ほども少し解説しましたが、インサイト機能を活用して改善していきます。インサイトで分析するべきポイントは、以下の3つです。
- 投稿のリーチ数(投稿を見た人の数)
- プロフィール移動数
- フォロー数と属性(フォロワー100人以上の場合のみ)
具体例を解説します。
- 分析結果:リーチ数が少ない
- 改善点:ハッシュタグを増やす/サムネイルで内容がわかるようにする
- 分析結果:リーチ数は多いがプロフィールへの移動が少ない
- 改善点:タグ付けやメンションを目立つようにする/本文からもプロフィールに移動するように促す
- 分析結果:プロフィールに移動しているがフォロー率が低い
- 改善点:投稿の写真の統一感を出す/プロフィールを魅力的にする、投稿数を増やす
- 分析結果:ユーザーのアクティブな時間帯が、平日19時ごろだった
- 改善点:投稿時間を平日の19時ごろに変更
- 分析結果:ターゲットが20代女性だったが、フォロワー層は40代女性だった
- 改善点:20代女性に人気のアカウントの投稿を分析する/投稿ジャンルや画像の色味などを改善する
分析ができれば改善点が見つかり、試行錯誤を繰り返してよいアカウントを作ることができるでしょう。
Instagramアカウント運用に効果的な方法
Instagramで集客をするためにイベントやキャンペーンなどを実施する方法があります。ユーザーにとって、できるだけ簡単で、気軽に参加できるものがよいでしょう。
例えば「留学」をテーマにイベントを開く場合は「フォローといいねをしてくれた方には無料で留学パンフレットをお送りします!」「フォローといいねをしてくれた方の中から抽選で10名に留学相談料を無料にします!」と投稿することで、フォローやいいねを増やすことができるでしょう。
Instagramアカウント運用の成功事例
Instagramアカウントを運営する際には、成功事例を知ってイメージを固めておくのも重要です。
以下、Instagramアカウント運営の成功事例を3つご紹介します。これからアカウント運営をする方は、ぜひ参考にしてください。
MY PROTEIN
MY PROTEIN(マイプロテイン)は、プロテインパウダーやトレーニングウェアなどを展開する人気のフィットネスブランドです。オンライン販売が中心のブランドですが、低価格かつ高品質なプロテインが手に入ると話題になり、一躍人気のブランドとなりました。各SNSにおけるインフルエンサーを起用したキャンペーンや、大規模な割引イベントを行ったことも人気に火を付けた要因と考えられます。
MY PROTEINのInstagramは、プロテインパウダーを使ったオリジナルレシピや、トレーニングに関する情報を取り扱った動画投稿が中心です。また、フィットネス系インフルエンサーとのコラボ動画も多数投稿されています。ECサイトでの販売をメインとしているMY PROTEINは、Instagramとの相性が非常によい企業です。
昨今は、SNS上でのフィットネス関連の情報発信が人気なことも、Instagram運用において追い風になったといえるでしょう。
BLUE BOTTLE COFFEE
BLUE BOTTLE COFFEE(ブルーボトルコーヒー)は、サンフランシスコ発のコーヒーブランドです。元クラリネット奏者のジェームス・フリーマン氏が立ち上げた同ブランドは、GoogleやTwitterの創業者も出資するほどの人気で「コーヒー界のapple」とよばれるほどの存在感があります。
BLUE BOTTLE COFFEEのInstagramは、出店している国ごとにアカウントを使い分けていることが特徴です。アメリカや日本だけでなく、香港や韓国などのアカウントもあります。店舗型ビジネスだからこそ、各国の言語とトレンドをおさえたアカウントを運営することで、売上にしっかりと反映されるようなSNS活用ができました。
土屋鞄製造所
土屋鞄製造所は、良質な革を用いた鞄や財布などの製造・販売を行うレザーブランドです。特にランドセルが人気で、こども向けはもちろん大人向けのランドセルにも定評があります。柔らかい雰囲気ながらも、職人の技が光る製品ばかりで、多くのファンに愛されているブランドです。
土屋鞄製造所のInstagramは、ブランドの雰囲気に合う「白・茶・濃い緑・黒」の清潔感やシンプルさを感じさせる色味に統一されています。構図のこだわりを感じさせる写真たちは、ファンのブランドに対する愛着をより深くさせる効果があるといえるでしょう。
Instagramアカウントの運営は、新規ファンの獲得のみならず、既存ファンに対してよりブランドを愛してもらうためにも役立ちます。土屋鞄製造所のアカウント運営は、ブランドイメージをより多くの人に深く理解してもらい、製品を好きになってもらえるような工夫がされているのです。
まとめ
若者を中心に利用されているInstagramは大きな影響力をもっています。検索して自社のアカウントが上位に出てくれば、多くの集客ができ、投稿の質がよければフォローされて売上につながります。
この記事を参考にして、Instagramのアカウント運用をしてみてはいかがでしょうか。