【2023年最新】YouTubeのチャンネル登録者を増やすメリットと6つのコツを徹底解説!

再生マークが付いた画面を持っている人

YouTubeのチャンネル運営において、特に重要なのが「チャンネル登録者数」です。まだチャンネル運営を始めたばかりの方は、登録者数が増えずに苦戦するかもしれません。現在では登録者数が数十万人のチャンネルも多くあるため、気持ちが焦ってしまう場合もあるでしょう。

チャンネル登録者数を増やすためには、いくつかのコツがあります。短時間で大幅に増やすのは難しくても、安定して増やすための施策はたくさんあるのです。

今回は、YouTubeのチャンネル登録者数を増やすメリットやコツを解説します。これからチャンネル運営を始める方や、登録者数が増えずに悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧ください。

YouTubeのチャンネル登録者数とは

4人の男女がスマートフォンを笑顔で眺めている

YouTubeのチャンネル登録者数とは、チャンネル登録ボタンを押してフォローしてくれた人のことです。

チャンネル運営者は、チャンネルトップページやYouTube Studioなどからチャンネル登録者数を確認できます。またユーザーは、各チャンネルのトップページから登録者数を確認できます。

チャンネル登録をするとどうなる?

YouTubeのチャンネル登録ボタンを押すと「登録者」となり、新規動画が投稿されたり、ライブ配信が始まったりしたときに通知が入るようにできます。また、トップページや検索結果に、登録チャンネルの動画がおすすめされるケースもあるようです。

ただし、チャンネル登録をしただけでは通知が入りません。チャンネル登録時に、通知ボタン(ベルのマーク)を押しておくと、チャンネルに動きがあった際に通知されます。

チャンネル登録とメンバーシップの違い

YouTubeには、チャンネル登録とは別に「メンバーシップ」という機能があります。

YouTubeメンバーシップとは、チャンネルの有料会員になるサービスです。メンバーシップ会員になると、ユーザー名の横にバッジが付いたり、特別な絵文字が使えたりします。また、限定動画や特別ライブ配信を視聴できるようになるのも、メンバーシップの特徴です。

チャンネル登録とメンバーシップの違いは、受けられるサービスの内容です。チャンネル登録はあくまで「お気に入り」のような機能で、上記のようなサービスは受けられません。

YouTubeのチャンネル登録者数が増えるメリット

YouTubeの動画を再生しようとしている

YouTubeのチャンネル登録者が増えると、収益化が可能になったり、再生回数が伸びやすくなったりと、さまざまなメリットがあります。チャンネル登録者数が伸びないとモチベーションが落ちがちですが、メリットを知っているだけでも投稿を続ける原動力になるでしょう。

以下の項目で、YouTubeのチャンネル登録者数が増えるメリットを4つご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

収益化できるようになる

チャンネル登録者数が1,000人を超えると、動画を収益化できるようになります。

収益化の条件は、以下のとおりです。

  • チャンネル登録者数1,000人以上
  • 直近12か月間の有効な公開動画の総再生時間が4,000時間以上、または直近90日間の有効な公開ショート動画の視聴回数1,000万回以上

上記を1回でもクリアできれば、動画を収益化できます。収益化できれば、さらに動画を継続して投稿するモチベーションが高まるでしょう。

再生回数が伸びやすくなる

チャンネル登録者のトップページには、新規投稿した動画が表示されやすくなります。多くの人に登録してもらえれば、新規動画の初動がよくなるでしょう。

今まで1週間で100回程度しか再生されなかったのが、数千回、数万回と再生されるようになるかもしれません。

上位表示されやすくなる

再生回数が伸びれば、YouTube検索の上位表示を獲得しやすくなります。YouTube検索のアルゴリズムは、再生回数やチャンネル登録者数の多さが影響するためです。

人気のあるキーワードにおいて検索上位が獲得できれば、さらに安定して動画の再生回数が伸びて、チャンネル登録者数も増えやすくなるでしょう。

チャンネルの信用度が高まる

チャンネル登録者数が多いと、ユーザーからの信用度が高まります。例えば、有名企業の公式YouTubeチャンネルがあったとして、登録者数が100人程度だと「なりすましではないか」と疑ってしまうのではないでしょうか。

チャンネル登録者数は、ユーザーから信用を得るために大切な要素になります。登録者数が増えれば、チャンネルの存在や動画の内容について、信用してもらいやすくなるでしょう。

YouTubeのチャンネル登録者数が増えない原因

左右に分かれる紙飛行機とハテナマーク

YouTubeのチャンネル登録者数が増えない場合、動画内容や投稿頻度など、さまざまな原因が考えられます。

昨今はYouTubeチャンネルを運用する人が非常に多いため、以下の原因にひとつでも当てはまると、登録者数が極端に伸びにくくなるでしょう。登録者数が増えないとお悩みの方は、以下の内容を参考にしながらチャンネルの運用方法を見直してみてください。

動画にオリジナリティがない

動画の内容がほかと同じようなものだと、チャンネルを登録しようと思えません。特に登録者数の少ないチャンネルは、コメントが少なくファン同士の交流もないため、登録してもメリットがないのです。

同じような動画を投稿しているチャンネルが2つあった場合、登録者数の多いチャンネルを登録したほうが、楽しい動画をたくさん見られると考えるのが自然です。登録者数の多いチャンネルは、継続しておもしろい動画を投稿してくれる可能性が高いためです。また、さまざまなコメントが見られる楽しみもあるでしょう。

チャンネル登録者数の少ない時期は、どうしても人気チャンネルと同じような動画を投稿してしまいがちです。

しかし、同じような動画であれば、人気チャンネルにコンテンツ力で勝つのは難しいでしょう。なるべく自分のチャンネル独自のカラーを見つけられるように工夫してみてください。

動画のクオリティが低い

昨今は動画編集アプリが発達したため、多くの人がおしゃれな動画を作りやすくなりました。テレビ関係者が編集している場合もあり、編集のクオリティが少しでも低いと見劣りしてしまいます。動画のクオリティが低いと、その人の動画を今後も見たいと思えないため、チャンネル登録をしてもらえません。

チャンネル登録をしてもらうためには「もっと見たい」と思わせるような編集が必要なのです。

編集に自信がなければ、外注するのも選択肢のひとつです。収益化するまでは外注して、その間に編集スキルを磨くのもよいでしょう。自力で頑張るのも素晴らしいですが、プロ編集者と同じ土俵で戦わなくてはならないため、チャンネル登録者数が伸びにくくなる可能性は高いといえます。

登録ボタンを押させる仕掛けがない

登録ボタンを押す作業は、つい忘れがちなものです。

チャンネル登録者数が多いチャンネルは、忘れずに登録ボタンを押してもらえるように、さまざまな仕掛けを施しています。登録ボタンを押させる仕掛けをまったくしていないとしたら、早急に改善が必要です。

例えば、オープニングのあとや一区切りとなるタイミングで「アイキャッチ」を挿入する施策があります。アイキャッチに「チャンネル登録お願いします!」と記載して、登録を促すものです。ほかにも、このあとの項目でチャンネル登録者数を増やすコツについて解説していきますので、参考にしてください。

他者から反感を買うような内容が含まれている

他者から反感を買うような内容が動画に含まれていると、チャンネル登録者数は伸びません。

一時期は「炎上商法」と称した手法が流行りましたが、現在ではデメリットのほうが大きくおすすめできないものです。他者から批判されるような刺激的な動画は、一時期的には注目を集めてチャンネル登録者数が伸びるかもしれません。

しかし、ユーザーは刺激に慣れてさらに刺激的な動画を求めるようになります。ユーザーの要求に応えるように、どんどん動画内容が過激化していき、取り返しのつかない事態になったチャンネルも少なくありません。

継続してチャンネル登録者数を伸ばすためには、ユーザーとの信頼関係が重要です。話題性を求めるのではなく、長く愛してもらえるようなチャンネルを作るための工夫をしていきましょう。

継続して動画投稿をしていない

継続して動画投稿をしていないと、チャンネル登録を外される可能性が高まります。ユーザーによっては「もうこのチャンネルは終了したのかな」と感じ、登録を外してしまうのです。登録外しをされないように、継続した動画投稿は必須です。

また、動画投稿を継続していないと、いつまでもチャンネルの動画が増えません。チャンネルに投稿されている動画が少ないと、どのようなチャンネルなのかがユーザーに伝わりにくいため、登録者数は増えないでしょう。

自分のチャンネルをより深く知ってもらい、チャンネル登録してもらうために、継続した動画投稿は必須です。

ユーザーとの交流を大切にしていない

ユーザーとの交流を大切にしていないと、信頼関係が築けずチャンネル登録もしてもらえません。場合によっては冷たい印象を与え、登録を外されてしまうケースもあるでしょう。

チャンネル登録をしてもらうには「今後もこのチャンネルの動画を見たい」「この投稿者の雰囲気が好き」など、愛着をもってもらわなくてはなりません。コメント返信を行ったり、質問返しの動画を制作したりして、ユーザーとの信頼関係を築けるようにしましょう。

YouTubeのアルゴリズムを知ろう

ノートパソコンを操作している人

YouTubeのチャンネル登録者数を増やすためには、アルゴリズムに関する理解が必要です。アルゴリズムを理解していれば、どうすればチャンネル登録者数が増えるか、増えるとどのようなメリットがあるかが理解しやすくなります。

以下の項目では、YouTubeアルゴリズムについて詳しく解説します。

YouTubeのアルゴリズムとは?

YouTubeのアルゴリズムとは、どのユーザーにどの動画をおすすめするかを判断するものです。トップページや関連動画などに表示する動画を選ぶのが、アルゴリズムの役割といえます。

YouTubeアルゴリズムの仕組み

YouTubeアルゴリズムは非常に複雑です。簡潔にまとめると、以下のような仕組みになっています。

  • 動画をランク付けする
  • ユーザーの視聴行動を分析・分類する
  • それぞれのユーザーに最適な動画を表示する

上記のように、動画とユーザーの視聴履歴をそれぞれ分析したうえで、最適なおすすめ動画を表示するというのがYouTubeアルゴリズムの仕組みです。

YouTubeアルゴリズムに影響する要素

YouTubeアルゴリズムは、さまざまな情報をもとに動画の分析とランク付けを行っています。アルゴリズムの分析に影響するとされているのは、以下の要素です。

  • 動画の長さ
  • コメント数
  • シェア数
  • 高評価の数
  • 総再生時間
  • チャンネル登録者数
  • 登録者数の伸び率
  • 視聴回数
  • 動画タイトル等に含まれるキーワード
  • 平均視聴時間
  • クリック率

上記のように、さまざまな要素をもとにして、おすすめ表示する動画を決定しています。本記事のメインテーマであるチャンネル登録者数や伸び率も、アルゴリズムに影響する要素のひとつです。

YouTubeのチャンネル登録者数を増やす6つのコツ!

磁石に人が吸い寄せられるイラスト

YouTubeのチャンネル登録者数を増やすためには、さまざまな施策を継続して打つ必要があります。特に「定期的な動画投稿」や「動画内での仕掛け」などは必須でしょう。

以下の内容を参考にしながら、チャンネル登録者数を増やすための施策について考えてみてください。

定期的に動画を投稿する

定期的に動画を投稿すると、より多くの人に動画を視聴してもらえて、結果としてチャンネル登録者数も増やしやすくなります。チャンネルの動画数も増えるため、登録してもらえるチャンスも増えるでしょう。

また、一度動画を視聴したもののチャンネル登録をしていないユーザーに、新規動画がおすすめされるケースがあります。定期的に動画を登録していると未登録ユーザーにもアプローチでき、より確実にチャンネル登録してもらえるでしょう。

動画のクオリティを上げる

動画を継続して投稿していても、クオリティが低ければ登録してもらえません。内容や編集を工夫して、よりクオリティの高い動画を投稿できるようにしましょう。特に、編集クオリティは競合と同じレベルまで引き上げるようにしてください。

編集に自信がない場合は、テンプレートやエフェクトが豊富な編集ソフトを使うのがおすすめです。オープニングやエンディングのテンプレートがあれば、誰でも簡単におしゃれな動画を制作できます。また、エフェクトを使えばプロのような動画に仕上げやすくなるでしょう。

動画内でチャンネル登録のお願いを入れる

チャンネル登録者数を増やすための施策としてポピュラーなのが「アイキャッチの活用」です。動画の区切りとなる部分などに「チャンネル登録してね!」といったメッセージを入れると、チャンネル登録してもらいやすくなります。

また、オープニング終わりに出演者が「ぜひチャンネル登録してください」とお願いするのも効果的です。アイキャッチはCMのような感覚で飛ばされてしまうケースもあるため、出演者が直接お願いすると、確実に登録してもらえるでしょう。

終了画面にチャンネル登録ボタンを設置する

エンディング部分でチャンネル登録のお願いを入れるのも効果的です。

YouTubeには、終了画面の編集機能があります。終了画面に登録ボタンを設置しておくと、自然な流れで登録をお願いしやすく、ユーザー側も抵抗なく登録してくれるでしょう。

動画を最後まで見てくれたということは、少なからずチャンネルに好感をもっています。ポジティブな印象をもったタイミングで登録を促すのは、チャンネル登録者数を増やすのには非常に効果的です。

コメントに返信する

コメントに返信するとファンとの信頼関係が生まれ、チャンネル登録をしてもらいやすくなります。コメント数が数百件になると返信も大変ですが、できる限り返すようにしましょう。

ただし、コメントに「ぜひチャンネル登録してください」といった内容を含めるのはNGです。コメントでも登録を依頼すると、押し売りのような印象を与えてしまいます。コメントはあくまで動画内容についてや、質問の回答に止めるようにしてください。

SNSを活用してファンと交流する

YouTubeだけでなく、ほかのSNSを活用してファンと交流を図るのも、チャンネル登録者数を増やすのに効果的です。

YouTubeでは、基本的にコメント返信というかたちでしかファンと交流できません。ライブ配信という手段もありますが、コメントが多いとすべてに対応するのが難しく、一人ひとりと交流を深めるのには適さないでしょう。

InstagramやTwitterなどのSNSを活用すると、ファンと密にコミュニケーションが取れます。動画よりも簡単にコンテンツを発信できるため、ファンを飽きさせないための施策も打ちやすいでしょう。

まとめ

パソコンやスマホを操作する人たち

YouTubeのチャンネル登録者数を増やすには、高クオリティな動画を継続して投稿するのが大切です。また、コメント返信やSNS活用などで、ファンと信頼関係を築くのも重要でしょう。

どんな施策を打ったとしても、数週間〜数か月でチャンネル登録者数が劇的に増えることはほとんどありません。YouTubeチャンネルは星の数ほどあるため、チャンネル登録者数が増えるのにはある程度の時間がかかります。なかなか登録者数が増えず、モチベーションが下がってしまうこともあるかもしれません。

しかし、継続してチャンネル運営をすれば、いつか多くの人に見てもらえるチャンネルに成長するでしょう。多くのファンと交流する将来をイメージしながら、粘り強く運用を続けていきましょう。

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