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【SNS運用効率化】おすすめのSNS管理ツール10選!導入のメリットや機能についても徹底解説!
2022年10月17日更新日:2024年04月19日
さまざまなSNSが生まれている昨今、ビジネスシーンにおいても情報発信の場としてSNSは必要不可欠なものとなっています。
しかし、SNS運用にかかる時間はできる限り削減したい一方、なかなか成果が出ず効率化が進まないと悩む企業も多いのではないでしょうか。
SNS運用を効率化しつつ、より大きな成果を出すためにおすすめしたいのが「SNS管理ツール」です。複数のSNSアカウントを効果的に運用できるための機能や、計画性のある投稿をするための機能などを搭載しているもので、より短時間かつ効果のある形で複数のSNSアカウントを運用できます。
本記事では、SNS管理ツールについて具体的な機能やツールを選ぶポイントなどを解説していきます。SNS運用の成果が出ないと悩んでいる広報担当の方や、より販促用アカウントを盛り上げたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
SNS管理ツールとは?
SNS管理ツールとは、複数のSNSアカウントを管理しやすくするとともに、投稿の反響やフォロー状況を分析し、より効果的にSNSアカウントを運用できるようにするためのツールです。昨今は大手企業から中小企業まで業種に関わらずさまざまな企業が導入しており、SNS運用をするうえで必須のツールとなっています。もちろん、各SNSの正規ページのみを用いてSNSアカウントを運用するのも可能です。
しかし、各SNSを一括で管理できないため効率が悪く、それぞれのアカウントを紐付けられないため投稿管理も煩雑になります。また、SNSごとに投稿への反響やフォロー・リフォロー状況などを分析しなくてはいけないため、利用するSNSの数が増えるほど作業量が膨大になってしまい、担当者の負担が増えてしまうでしょう。
上記のような複数アカウントの管理や投稿への反響分析、フォロー・リフォローの状況、さらには正規ページからは分析しにくいフォロワー属性などを分析できるのが、SNS管理ツールの魅力です。SNS管理ツールを導入すれば、SNS運用担当者の負担を軽減できるだけでなく、より効果的に各SNSアカウントを盛り上げられるでしょう。
SNS管理ツールを活用するメリット
SNS管理ツールにはさまざまな機能があり、ツールごとに特徴も異なるため、活用するメリットにはさまざまなものがあります。
SNS管理ツールを活用する具体的なメリットは、以下の5つです。
- 複数のSNSアカウントを一括管理できる
- 予約投稿機能や一括投稿機能によって、計画的かつ簡単に投稿できる
- 投稿の反響やフォロワー状況などを詳しく分析できる
- 管理者権限の管理で、複数人の担当者がいる場合も管理がしやすくなる
- 投稿へのコメントを管理しやすくなる
以下で、上記5つのメリットについて詳しく解説します。SNS管理ツールを導入すべきか迷っている方や導入に向けての交渉に苦戦している方は、ぜひ参考にしてください。
複数のSNSアカウントを一括管理できる
SNS管理ツールでは、さまざまなSNSのアカウントを一括管理できます。そのため、複数のSNSにアカウントを持っている企業やひとつのSNSで部署ごと・製品ごとなどに複数のアカウントを作成している企業でも、それぞれのアカウントをアクティブな状態で運用し続けられるでしょう。
SNS運用において重要なのは、投稿頻度を落とさないこと、そして長期的に継続して運用し続けることです。さらに、各SNSアカウントを効果的に連携させていくのも重要となります。複数アカウントを長期的かつ効果的に運用するためには、管理作業を簡素化させるためのSNS管理ツールを活用するのが良いでしょう。
予約投稿機能や一括投稿機能によって、計画的かつ簡単に投稿できる
予約投稿機能によって計画的に投稿を行い、さらに複数アカウントでの一括投稿機能によって、さまざまなSNSアカウントを紐付けて効果的に運用しやすくなるのもSNS管理ツールの魅力です。こうしたSNS管理ツールの機能を活用すれば、SNS運用にかかる作業量が減らせるだけでなく、より短期間で大きな成果を出しやすくなるでしょう。
SNS運用をする際に、投稿時間が無計画になってしまったり、内容がバラバラで計画性がなくなったりすることは多くあります。
しかし、無計画に投稿を続けていても、フォロワーからの共感が得られず、SNS運用によって大きな成果を上げるのは難しいでしょう。また、SNSごとのフォロワーに関連性がなく、相互作用が生み出せないのもSNS運用において大きな問題となります。こうした課題点を早期に解決し、効率的にアカウント運用ができるのも、SNS管理ツールのメリットです。
投稿の反響やフォロワー状況などを詳しく分析できる
投稿した内容に対して、SNSユーザーがどのくらい反応したか、リンクはどのくらいクリックされたか、投稿からプロフィールページへ飛んだ人数はどの程度かなどを分析しやすくなるのもSNS管理ツールの強みです。また、投稿ごとでなく、週ごと・月ごとなどで長期的に反応の変化を分析できるのもSNS管理ツールを導入するメリットといえます。
さらに、フォロー・リフォローの状況を管理し、どのようにフォロワーを増やすかの計画が立てられるのも、SNS管理ツールの魅力です。ツールによってはフォロワーの年齢・性別・趣味趣向などのフォロワー属性を分析できるツールもあり、こうした機能を活用すればよりフォロワーから大きな反響を得られる投稿を行えるでしょう。
管理者権限の管理で、複数人の担当者がいる場合も管理がしやすくなる
SNS運用をする担当者が複数人いる場合、誰が投稿内容を管理するのか、誰がどのSNSアカウントを管理するのかなどの分担が不明確になり、運用が鈍化したり投稿がダブったりする原因となります。こうしたトラブルを防ぐため、SNS管理ツールには管理者権限の管理を行えるものもあります。
例えば、担当者ごとの権限を「編集者」「作業者」「閲覧者」などに割り振れるため、より担当者ごとの業務分担がしやすくなります。また、SNS運用を一部外注する場合にも、外注業者に担当業務以外の部分を操作されずに済むので、操作ミスや認識違いによるミスを防ぐこともできるでしょう。
投稿へのコメントを管理しやすくなる
SNS管理ツールは投稿コメントを管理する機能を搭載しているものも多く、この機能を活用すればフォロワーとより密に交流を図ることもできます。
SNS運用においては、どのようにフォロワーと信頼関係を築き、より多くのファンを獲得できるかが重要です。こうしたコメント管理機能や前述の分析機能を活用すれば、そうしたファンコミュニティの拡大がしやすくなります。
また、コメント管理機能を活用すると炎上を早期に発見できます。昨今は担当者がまったく意図しなかった形で投稿を解釈されてしまい、思わぬ形で炎上するケースも少なくありません。炎上リスクを極力減らすための努力も必要ですが、万が一炎上してしまった場合は、早期に適切な対応をとるのが重要です。SNS管理ツールのコメント管理機能を活用すれば、そうした炎上への早期対応も行いやすくなるでしょう。
SNS運用を始める時に決めておくべき事項
SNS運用は、ただ始めれば良いものではありません。事前にターゲットや投稿方針などを決定しておくなど、事前準備が非常に重要です。
しかし、SNSは身近な存在であるが故に、企業としてどのような準備をすべきかイメージしにくいと感じる方も少なくありません。そんな方は、以下の5つの内容を運用前に決めておくと良いでしょう。
- SNS運用の目的とゴールは何か
- ターゲットはどのような層か
- どのSNSを活用・運用するか
- 投稿スタイルはどのようにするか
- 複数のSNSを利用する場合、どのように使い分けるか
以下では、上記5つの「決めておくべき事項」について解説します。これからSNS運用を始めようと考えている方は、以下の内容を参考に準備を行ってください。
SNS運用の目的とゴールは何か
まず、SNS運用をするうえでの目的とゴールを決めましょう。
何のためにSNS運用を行っているのかが不明確だと、投稿内容がブレたり、ターゲット層が定まらなくなったりしてしまいます。SNS運用の目的は「認知度を向上したい」「製品情報やコンセプトをより詳細に伝えたい」「コアファンの獲得に向けて、自社のより深い部分を発信したい」など、企業ごとにさまざまです。目的に正解はありませんので、まずは担当者同士で話し合い、目的設定を行いましょう。
そして、短期・中期・長期でのゴールも設定します。これはフォロワー数だけでなく、投稿数に対するインプレッション数やコンバージョン率などの数値目標も設定すると良いでしょう。
ただし、SNS運用は実際に始めてみないと、ユーザーの反応が想像しにくい部分もあります。そのため、最初は目標達成できないことも少なくありません。目標は実情に合わせて適宜修正すると良いでしょう。
ターゲットはどのような層か
SNS運用の目的と並行して、ターゲット設定も行いましょう。これは「新規顧客の開拓」なら既存顧客とは異なるターゲット層、「コアファンの獲得」なら既存顧客に近い部分がターゲット層となります。年齢や趣味趣向、ターゲット層に流行っているもの、競合となる企業・製品はあるかなど、ターゲットについて綿密に設定・分析するのが重要です。
ターゲット設定があいまいだと、この後に行う「利用するSNSの選定」が困難になります。また、実際に運用をスタートしてから「このSNS・投稿内容だとターゲット層にリーチしにくい」といったトラブルが発生してしまうこともあるため、ターゲット層の設定と分析は徹底的に行ってください。
どのSNSを活用・運用するか
ターゲット層が決まったら、どのSNSを使うかを決めましょう。
SNS運用は、とにかく運用するSNSの種類やアカウント数が多ければ良いというものではありません。昨今の主流は「Twitter」「Instagram」「Facebook」「TikTok」「YouTube」ですが、SNSごとに機能・特徴・ユーザー層が大きく異なります。目的とターゲットに合わせて、より効果的に運用できるSNSを選択してください。
また、特徴の異なるSNSを複数運用する場合、相性の良い組み合わせと悪い組み合わせがあります。例えば、YouTubeとTwitterは特化している機能が異なり、紐付けて運用しやすいですが、InstagramとTwitterではビジネスとして活用できる部分や機能が似通っているため、あまり相性が良くありません。このように、SNSごとの相性も加味しながら運用するSNSを選定すると良いでしょう。
投稿スタイルはどのようにするか
運用するSNSが決まったら、SNSごとに投稿スタイルを考えましょう。
投稿スタイルがバラバラだと、一覧表示したときに煩雑な印象を与えるだけでなく、フォロワーから覚えてもらいにくくなってしまいます。そのため、文章のテイスト・画像の加工方法・画像やイラストの色合い・動画のテイストなど、投稿するコンテンツのスタイルを決めておくのがおすすめです。
しかし、運用前から明確にスタイルを決めるのは、デザイナーや運用の専門家がいないと難しく感じるでしょう。その場合は、競合アカウントを30個〜50個ほど選定し、分析するのをおすすめします。各アカウントの投稿内容を分析するのは膨大に感じるかもしれませんが、準備段階でしっかり分析することで、効果的な投稿内容を理解することにもつながるため、ぜひ行ってください。
複数のSNSを利用する場合、どのように使い分けるか
複数のSNSを利用する場合は、使い分けについて考える必要があります。
例えば、FacebookとTwitterでは文字数制限やユーザー層が異なるため、まったく同じ投稿内容でなく、文章のテイストやハッシュタグの使い方を変えた方が効果的です。また、YouTubeとTwitterなど機能が大きく異なるSNSを使い分ける場合、どうやったらそれぞれのユーザーがもう一方のSNSアカウントにも移動してくれるかを考える必要があるでしょう。
よくあるケースとして、TwitterとInstagramでまったく同じ内容を投稿しているものや、各SNSアカウントがリンク等で紐付けられず、バラバラに運用されているケースがあります。これでは各SNSアカウントのフォロワーが効果的に伸ばしにくくなってしまい、ただ作業量が増えるばかりです。使い分け(棲み分け)と紐付けの両方をしっかりと考えておくことで、より効率良くSNS運用ができるでしょう。
SNS管理ツールの主な機能とは?
SNS運用を管理するツールといっても、その機能はツールによってさまざまです。SNS管理ツールを導入する際は、自社の利用頻度の高い機能が搭載されているツールを選択する必要があります。
SNS運用で重要視される代表的な機能は以下のとおりです。
複数SNSの一元管理機能
Twitter・Instagram・FacebookなどのさまざまなSNSへの投稿や顧客からの反応などを一元管理できる機能です。
特定のSNSのみを利用するケース以外は、この機能は必須の機能の1つです。
投稿管理機能
投稿管理機能とは、主に予約投稿や一括投稿の機能を指します。
予約投稿機能を活用すると、計画的にSNS投稿を行えるだけでなく、毎日決まった時間帯に投稿しやすくなるため、フォロワーの生活パターンに「自社アカウントの投稿閲覧」が浸透しやすくなるでしょう。また、一括投稿機能を活用すると、複数アカウントを運用している場合でも作業量を増やさず継続して運用しやすくなります。
複数人への権限付与機能
1つのアカウント運用を複数人で行えるようにする機能です。
自社のアカウントに対する投稿や分析などを、SNSアカウントへのログインを行わずに複数人で管理できるようになる機能で、チームでSNSを運用する場合は必須の機能といえます。
分析機能
SNSアカウント単体では行えない詳細な分析が行える機能です。
投稿をどのくらいクリックされたか、リンクや添付画像などを何回クリックされたか、プロフィールが何回閲覧されたかなどを分析できます。また、フォロワー数の推移やフォロワーの情報を分析できるのも魅力です。
複数SNSの分析を一画面に表示する機能が搭載されているツールなどもあるため、アカウント運用において重要な項目が分析できるツールを選択することが重要です。
SNS管理ツールを選ぶポイント
SNS管理ツールは、対応しているSNS・用途・価格などによって搭載されている機能もさまざまです。多くの機能が搭載されているものが必ずしも優れているわけではなく、自社のSNS運用において重要な項目がサポートされているツールを選択することが重要です。
SNS管理ツールを選ぶ際に重要となるポイントは、以下の5つです。
- 運用するSNSに対応しているか
- 必要十分な機能が搭載されているか
- ツールは使いやすいか
- 日本語に対応しているか
- 予算内で利用できるか
それぞれ詳しく解説していきます。
運用するSNSに対応しているか
Twitterのみ・Instagramのみなど1つのSNSに特化したもの、メジャーなSNSに対応しているものなど、対応範囲はさまざまです。これからSNS運用を始める場合は、利用するSNSに対応しているツールを正しく選択することが重要です。
必要十分な機能が搭載されているか
管理ツールは、搭載されている機能数が多ければ多いほど優れているというわけではありません。多くの機能がサポートされていると、その分価格も高くなる傾向にあり、また、使わない(使いこなせない)機能が多く搭載されていると、その分作業効率も落ちる可能性があります。
今後利用する可能性がある機能に関しては問題ありませんが、基本的には利用する機能のみが搭載されているツールを選択することをおすすめします。
ツールは使いやすいか
SNS管理ツールの利用目的の1つは「運用にかかる時間の削減」です。そのため、いかに魅力的な機能が多く搭載されていたとしても、その機能を利用するために膨大な時間がかかってしまうのでは本末転倒です。
多くのツールには、視覚的にわかりやすい操作画面を意識して制作されていますが、特に複数人での運用を想定している場合などは「使いやすさ(UIが優れているか)」は重要な要素となります。
日本語に対応しているか
SNS管理ツールは、英語版のみのものや日本語対応していないものも少なくありません。特に無料で利用できるSNS管理ツールは、日本語非対応のものも多いため注意が必要です。
有名なSNS管理ツールであれば、操作方法を日本語で解説しているサイトが存在するケースもありますが、毎日利用するものなので極力日本語に対応しているツールを探したほうが良いでしょう。
予算内で利用できるか
SNS管理ツールには、大手企業がこぞって導入しているものもありますが、分析機能が充実している優秀なツールは料金プランも高額なことが多くあります。そのため、予算内で利用できるものかを確認してから導入を検討しましょう。
SNS管理ツールは数年間〜数十年間利用することになるため、長期運用してもコスト的に問題のないものを選択してください。
【無料】おすすめのSNS管理ツール
多くの事業者がSNS運用に管理ツールを利用している現在、利用目的に合わせてさまざまな管理ツールがリリースされています。そこで、無料のおすすめ管理ツールを特徴と合わせて紹介します。
SINIS
SINISは、テテマーチ株式会社が提供しているInstagramの運用支援ツールです。基本的にアプリ上でしか管理できないInstagramを、PC上で管理・運用することに特化し、自社投稿や競合の分析はもちろん、分析結果のCSV化などInstagramのデータ収集・分析効率化に最適です。
大手企業にも導入され、連携アカウント数40,000件の実績を持っていることから、 Instagram運用支援ツールでは国内最大級といえるでしょう。
SINISの機能
- インサイトデータのPC管理
- インサイトデータの分析
- 競合アカウントの分析
- 自動レポート作成
対応SNS
価格
0円~55,000円/月(税込)
- 無料プランはデータのPC管理機能のみ保証
Buffer(一部有料)
Bufferは、buffer社が提供しているSNSの運用支援ツールです。複数のSNSを一元管理でき、かつ、無料で使用できる数少ないツールの1つです。
Publishing・Analytics・Engagementの3つの機能があり、投稿・分析・フォロワーのアクション把握・リアクションがシンプルな画面で効率よく管理できる点が人気です。
Bufferの機能
- 複数人でのアカウント運用
- 複数アカウント・複数SNSの一元管理
- 投稿の自動化(スケジュール化)
- エンゲージメント分析
対応SNS
価格
$0~$100/月
- 無料版は、アカウント数・管理者数・分析機能に一部制限あり
SocialDog
SocialDogは、株式会社SocialDogが提供しているTwitterの運用支援ツールです。Twitterに特化した運用支援ツールで、無料でも一部機能であれば利用できる点が特徴です。
Twitter公式からリリースされているアプリケーションに比べると、分析画面の見やすさや使いやすさにメリットを感じているユーザーが多く、80万アカウント突破の実績を持つ国内最大級のTwitter運用支援ツールです。
SocialDogの機能
- 複数人でのアカウント運用
- 複数アカウントの一元管理
- 投稿の自動化(スケジュール管理)
- フォロワー管理
- エンゲージメント分析
対応SNS
価格
0円~19,800円/月
- 無料版は予約投稿数など機能に制限あり
TweetDeck
TweetDeckは、Twitter社が提供している公式アプリケーションの1つです。
Twitterの複数アカウントを管理・SNS運用のための情報収集・複数人での同一アカウントの利用などがサポートされています。
TweetDeckの機能
- 複数人でのアカウント運用
- 複数アカウントのタイムライン一括表示
- 投稿の自動化(スケジュール管理)
対応SNS
Instagram Insights
Instagram Insightsは、Facebook社が提供しているInstagramの運用支援ツールです。公式が無料で提供しているツールとあって使用できる機能に限りはありますが、Instagramの分析を手軽に始められる便利なツールといえるでしょう。
複数アカウントの運用などはサポートされていないため、本格的に複数のSNSやInstagramアカウントを運用する場合は、そのほかのツールを使用する必要があります。
Instagram Insightsの機能
- 各種分析機能(Instagramビジネスアカウントのみ利用可能)
対応SNS
価格
無料
【有料】おすすめのSNS管理ツール
無料の管理ツールは、すべての機能を利用するためには有料版の購入が必要となる場合が少なくありません。完全無料の管理ツールも存在しますが、利用できる機能の幅が狭く、本格的なSNS運用には不向きなものも多くあります。
そこで、多くの機能が搭載されている有料の人気SNS管理ツールを紹介します。
comnico Marketing Suite
comunico Marketing Suiteは、株式会社コムニコが提供しているSNS運用支援ツールです。複数のSNSに対応しており、1,000アカウント以上のSNS運用支援を行ってきたこともあり、必要十分な機能を備えているといえるでしょう。
読売テレビやマウスコンピュータなどの大手企業でも導入され、累計アカウント数2,500以上の実績があります(2022年3月時点)。
comunico Marketing Suiteの機能
- 複数SNSの一元管理
- 投稿の自動化(スケジュール管理)
- 複数SNSを同一画面で分析
- 競合の比較(SNSごとに10アカウントまで競合アカウントの登録・分析が可能)
対応SNS
価格
- 初期導入費用:100,000円(税別)
- 月額費用:45,000円~50,000円(税別)
Statusbrew
Statusbrewは、Statusbrew株式会社が提供しているSNS運用支援ツールです。複数のSNSに対応しており、80以上の要素から分析結果をPDF化し共有できる機能を搭載しています。
作成した投稿スケジュールをCSVデータとして保存することが可能で、複数人でアカウント運用をする場合の情報共有に最適です。複数のSNSアカウントに同時投稿も可能で、共有部分・SNSごとの変更部分・投稿スケジュールなどが一連の流れで行えるなど、UIも優れたツールの1つです。
Statusbrewの日本公式ブログには、Statusbrewの使い方はもちろん、SNSとの付き合い方などの知識が投稿されています。
Statusbrewの機能
- 複数SNSの一元管理
- 複数人でのアカウント運用
- 投稿の自動化(スケジュール管理)
- 複数SNSを同一画面で分析
対応SNS
- Youtube
価格
12,500円~59,000円/月
- 上位のEnterprise版は価格未公開
Zoho Social
Zoho Socialは、ゾーホージャパン株式会社が提供しているSNS運用支援ツールです。複数SNSのアカウントを一元管理できる機能はもちろん、投稿スケジュールをAIが最適化してくれる機能も搭載されています。
チームメンバーとチャットや音声通話する機能やモバイル端末で管理できる機能も特徴で、複数人で議論を行いながら本格的にSNS運用を行う際におすすめのツールといえるでしょう。
Zoho Socialの機能
- 複数SNSの一元管理
- 複数人でのアカウント運用
- 投稿の自動化(スケジュール管理)
- AIによる投稿スケジュールの最適化
- 複数SNSを同一画面で分析
- モバイル端末対応
対応SNS
価格
1,200円~7,800円/月
- 一部機能のみ利用可能な無料版もあり
Semrush
Semrushは、株式会社オロが提供しているSEO・SNS運用支援ツールです。WebサイトのSEO対策を支援する機能が中心のツールではありますが、SNSの運用支援機能も充実しています。
SEOや広告分析が強みで、競合他社の動向を分析する機能が搭載されている点が特徴です。株式会社JTBや株式会社LIXILといった大手企業も利用する運用支援ツールで、全世界で1000万ものユーザーに利用されています。
Semrushの機能
- 複数SNSの一元管理
- 投稿の自動化(スケジュール管理)
- 競合他社の調査・分析
対応SNS
価格
$119.95~$449.95/月
HootSuite
HootSuiteは、HootSuite社が提供しているSNSの運用支援ツールです。複数SNSの一元管理や複数人でのアカウント運用を支援する機能が実装されています。
複数SNSの運用支援ツールのなかでも自動投稿機能が優れており、AIが投稿時間を最適化し自動投稿のスケジュールを作成してくれるため、SNS運用初心者にも人気のツールの1つです。また、管理画面をカスタマイズするダッシュボード機能も優秀で、頻繁に利用する機能のみを一画面にまとめることで作業効率が向上します。無料版では利用できる分析機能に限りがあるため、自社で情報収集・分析が可能でない場合は有料版がおすすめです。
HootSuiteの機能
- 複数人でのアカウント運用
- 複数アカウント、複数SNSの一元管理
- 投稿の自動化(スケジュール化)
- AIによる投稿スケジュールの最適化
- クリック統計サマリー
対応SNS
- YouTube
価格
$5,000~$66,100/月
【その他】SNSの運用をサポートするサービス
SNSは、誰でも無料でアカウントを開設することができ、気軽に始められる点がメリットです。
しかし、事業者がSNS運用を本格的に始めるとなると、そう簡単にはいきません。紹介した運用ツールを利用することで、SNS運用にかかる負担は軽減できるものの、自社の人員だけで安定して運用できるようになるには、一定の知識と時間が必要です。そのため、SNS運用が軌道に乗るまでは専門の代行業者に委託するのも1つの手段です。
代行業者によってサポートしている内容はさまざまですが、ウミガメ株式会社では歯科医院に特化したSNS運用をサポートしています。運用期間はまだ4年ほどですが歯科業界No.1のSNS運用実績をもとに、それぞれの歯科医院様にあったSNS運用をご提案・運用させていただきます。
まとめ
人的コストの高いSNS運用を効率化を実現させるSNS管理ツールは、機能や対応SNSがツールによってさまざまです。多機能の管理ツールが自社にとって最適とは限らないため、これからSNS管理ツールを導入する予定の事業者様は、まずはSNS運用において必要な機能を洗い出すところから始めることをおすすめします。
無料で分析機能まで搭載されている管理ツールもあるため、最初から大きな目標を設定せずに、まずは楽しみながら運用していくのもよいのではないでしょうか。