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【2023年2月版】人気のSNSアプリランキングTOP10
2023年02月24日更新日:2024年07月24日
SNSは、ユーザー同士が気軽にネットワーク上でコミュニケーションを取れる非常に便利なツールです。スマートフォンの普及により急速に利用者数が増加し、私たちの生活になくてはならないものとなりました。情報の発信・拡散やユーザーと交流ができるため、Webマーケティングツールとしての活用も盛んに行われています。
しかし、SNSと一口にいっても投稿できるコンテンツ・機能・ユーザー層はSNSごとに大きく異なります。自分、もしくは自社の運用目的に合ったSNSを見つけるためには、各サービスの特徴を把握することが重要です。
今回は、SNSの人気ランキングと、それぞれの特徴について詳しくご紹介します。
SNSとは
SNS(Social networking service)は、Web上でユーザー同士が社会的ネットワーク(ソーシャルネットワーク)を構築するためのコミュニティサービスを指します。ユーザー一人ひとりが情報を発信し、ほかのユーザーから情報を得たり、コミュニケーションを取ったりすることができます。
現在、SNSは新たなインフラといっても過言ではないほどの普及を見せており、会社や組織の広報として活用するなど、新たなWebマーケティングツールとしても注目を集めています。
SNSが普及した背景
SNSが普及した理由としては、以下の3点が考えられます。
【1】スマートフォンの普及
総務省の調査によると、2021年度における世帯のスマートフォン保有率は88.6%と、パソコンの69.8%を大きく上回っています。スマートフォンの普及により、時間や場所にとらわれないインターネット利用が可能になったことから、気軽に情報収集や発信ができる場であるSNSのニーズが高まりました。
【2】無料で利用することが可能
ほとんどのSNSはアカウント開設や運用にコストがかからず、便利な機能を自由に利用することができます。その点もSNSが急速に普及した理由のひとつといえるでしょう。
【3】ほかのユーザーと交流できる
SNSを使って情報を発信することで、ほかのユーザーからコメントやいいね!といったフィードバックをもらうことができます。趣味や意見を同じくする仲間を見つけたり、評価されることで高揚感を得られたりすることで、SNSを利用する動機が高まります。
歯科医院でSNSを活用する方法
上記でご紹介したとおり、SNSは企業の広報活動やユーザーとの交流に非常に有用なWebマーケティングツールです。歯科医院もその例外ではなく、SNSを上手に取り入れることで、認知度やユーサビリティの向上につながり、集患アップが期待できます。
例えば、Twitterは、リアルタイムの情報を短文で発信できるため、臨時休診や予約状況などのタイムリーな情報を発信するのに向いています。長文テキスト・写真・動画などを自由に組み合わせて投稿できるFacebookでは、歯のケアや歯磨き粉の選び方などのお役立ちネタを投稿するとよいでしょう。歯の磨き方など、文章だと伝わりにくい内容を発信するときは、YouTubeを活用するのがおすすめです。LINEは患者へ連絡したいことをメッセージにしたり、来院予約や受付業務に使ったりできます。
Webサイトから抜粋してきたような情報を一方的に発信するのではなく、各SNSの特徴やユーザー層に合った投稿をすることで、そのSNSの強みを最大限に活用することができるでしょう。
人気のSNSアプリランキングTOP10
現在では多種多様なSNSが存在しており、特徴や利用者層はそれぞれ異なります。この項では株式会社HANABISHIが運営するランキングサイト「みんなのランキング」の「SNSアプリ人気ランキング!みんなのおすすめは?」のランキング結果からトップ10までを抜粋し、その特徴をご紹介します。
1位 LINE
LINEは、スマートフォンやPCなどで個人間、もしくはグループ間でメッセージをやり取りしたり、通話やビデオ通話を行ったりできるコミュニケーションツールです。2011年6月に国内でサービス開始されたあとに急速に普及し、現在のアクティブユーザー数は9,300万人と、日本総人口の7割以上を占めており(2022年9月時点、LINE調べ)、老若男女問わず幅広い層に利用されています。
個人もしくはグループ間で、通話をしているようなテンポのよいやり取りができる・既読機能により相手がメッセージを読んだかどうかがわかる・スタンプを活用して気持ちやメッセージを簡単に伝えられるといった特徴があり、手軽に仲間と繋がれる点が大きな魅力となっています。
2位 YouTube
YouTubeは、インターネット上で動画共有ができるサービスです。コメントやライブチャットで投稿者と視聴者、または視聴者同士でコミュニケーションが取れるため、一種のSNSともいえます。日本では10代~50代と幅広い年齢層に親しまれており、アクティブユーザー数は7,000万人を超えています(2022年10月現在) 。無料で視聴でき、さまざまなコンテンツが豊富であること・定期的に動画を配信しているチャンネルも多くテレビ感覚で楽しめることが人気の理由だと考えられます。
YouTubeの配信者は「YouTuber」と呼ばれ、小学生の「将来なりたい職業」にランクインするなど、ひとつの「職業」として認められるほどその知名度・認知度は高まっています。
3位 Twitter
Twitterは、140文字以内の短いテキストでのコミュニケーションを基本とするSNSです。最新のニュースやトレンド情報などのタイムリーな話題や、ちょっと笑えるネタ投稿などがメインとなっており、誰でも気軽に投稿することができます。トレンドに敏感な10代~30代を中心に幅広いユーザーに活用されているほか、公式アカウントをもつ大企業や政治家も数多く見られます
気に入った情報をほかのユーザーと共有できる「リツイート機能」による拡散力が大きな特徴で、ひとたび「バズる(短期間で爆発的に話題が広がる)」と拡散の連鎖を呼び、瞬く間に多くのユーザーに情報を届けることができます。
4位 Instagram
Instagramは、画像・動画の投稿を中心としたSNSです。かつては10~30代の女性をメインユーザーとしていましたが、現在ではユーザー層が拡大し、性別や年齢を問わず多くの人に親しまれています。通常行われるフィード投稿に加え、24時間で消滅する「ストーリーズ」やスマートフォンで撮影した短尺の動画を投稿できる「リール」などさまざまな機能があり、コンテンツ内容や用途に合わせて使い分けられる点が大きな特徴です。
もうひとつの特徴としては、ハッシュタグの活用があります。TwitterやFacebookにもハッシュタグ機能はありますが、Instagramのハッシュタグはコメントを補足するような長文であったり、一つの投稿に多くのハッシュタグをつけたりと独特な使い方をされる場合が多いです。ハッシュタグを使って検索する「タグる」という検索行動やハッシュタグのフォローも活発に行われており、Instagramならではのひとつの文化が形成されています。
5位 Facebook
Facebookは実名型のSNSで、その性質から友人・知人やビジネス上のつながりに利用されています。メインユーザー層は30代~50代と、ほかのSNSと比較するとやや年代が高めです。Twitterのような短文投稿もInstagramのような画像・動画が中心の投稿も可能で、自由度の高いコンテンツ作成ができます。リアクションボタンやコメントでほかのユーザーと交流ができるほか、グループを作って特定のユーザー同士で交流を行うことも可能です。
実名型のSNSは個人情報漏えいが懸念されますが、Facebookでは個人情報はもちろんのこと、記事ごとに公開する相手を指定することができるため、プライバシーを守ることができます。
6位 Pinterest
Pinterestは、画像の収集に特化したSNSです。ユーザーは「ボード」と呼ばれる仮想的なスクラップ画面に、WebやPinterestから収集した画像を貼り付けて自分だけのボードを作ります。ほかのユーザーのボードに評価をつけたり、自分のボードに貼り付けたりすることも可能です。
同じく画像メインのSNSである「Instagram」が自分で撮影した写真や動画を投稿し、自らのコンテンツを作り上げることを目的としているのに対し、Pinterestは、Web上のコンテンツを収集したり、ほかのユーザーとシェアしたりすることを目的としています。
使い方がシンプルでわかりやすく、自分の好きなものだけでボードを埋め尽くせるという点に大きな魅力を感じるユーザーが多いようです。そうした楽しみ方は女性に受け入れられやすいのか、ユーザー層としては30~50代の女性が中心になっています。
7位 TikTok
TikTokは、15秒~1分の短尺の動画を作成・投稿できる動画プラットフォームです。TikTokのアプリを利用すれば、簡単に速度の調節や特殊効果の追加といった加工をすることができます。さらに、2018年10月からは音楽聞き放題サービスの「AWA」と提携し、25,000曲もの楽曲を使えるようになりました。
TikTokの人気に火をつけたのが「リップシンク(口パク動画)」です。流行のダンスや振り付けがリップシンクによって多くのユーザーに真似され投稿されたことから、爆発的に人気が高まりました。今やTikTokは流行に敏感な中高生にとってはなくてはならないツールになっています。
2021年3月からはライブ配信における「TikTok LIVE Gifting」が開始されました。これはライブ中に視聴ユーザーが配信者を「ギフト」で応援できるという、いわば「投げ銭」機能です。この機能に代表されるように、TikTokは単なる流行や娯楽に留まらないクリエイターを応援するツールとして、今後も益々の進化を見せていくことでしょう。
8位 Skype
Skypeは、ビデオ通話サービスのパイオニアともいえる存在で、30代~40代を中心に利用されています。Skypeに登録してIDを取得すれば、音声通話・ビデオ通話・グループ通話・インスタントメッセージの送信・ファイルの共有といった機能を利用できます。
一般電話や携帯電話との通話が比較的安価でできることから使い勝手がよく、ビジネスシーン・レッスン・セミナー受講などへの利用はもちろんのこと、コロナ禍によりオンラインでのコミュニケーションが盛んになった現在では、友人同士のチャット・飲み会・教育現場等にも活用されています。
9位 pixiv
pixivは、イラストや漫画、小説などの作品を投稿して交流するSNSです。2007年にサービスを開始し、累計登録ユーザー数は8,400万人を超えています(2022年9月時点)。
主に創作活動をしている人が利用していますが、クリエイターの作品を見るために登録している人もいます。クリエイターやファンから評価やコメントをもらい、さらによりよい作品作りをすることが可能です。登録者同士で友達になったり(マイピク)、メッセージのやりとりをしたりと、コミュニケーションをとることもできます。
累計1億1,800万作品(2022年9月時点)と多くの作品が投稿されているpixivは、海外でも人気を集めています。
10位 Messenger
Messengerは、Facebookの利用ユーザー同士でやりとりができるアプリケーションです。Facebookの利用ユーザーであれば、メールアドレスや電話番号などの連絡先がわからなくても、メッセージや音声通話、ビデオ通話でコミュニケーションを取れます。1対1だけでなく、グループでのやりとりも可能です。共通の友人同士でやりとりするときに役立つでしょう。
実名で利用登録すること、画像や動画、音声メッセージなども送れることもあり、ビジネスシーンでも利用されています。
まとめ
今回の記事では多種多様なSNSから特に人気のサービスを10種ご紹介し、その特徴やユーザー層について解説しました。
誰でも気軽に利用でき、ほかのユーザーとコミュニケーションが取れる点がSNSの大きなメリットですが、あれもこれもと始めてしまうのはおすすめできません。管理が煩わしくなるだけではなく、リソースが分散されてしまうため、思ったような効果が得られない可能性があります。どのようなコンテンツを投稿したいか、どのようなユーザーとつながりたいかなどの「目的」に合わせて、自分もしくは自社に合ったSNSを見極めることが重要です。
今回の記事が、皆様にとって楽しく有用なSNSライフを送る一助となれば幸いです。