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【2022年最新】Googleビジネスプロフィール(旧:Googleマイビジネス)とは?登録の手順・...
2022年12月05日更新日:2024年04月19日
「Googleビジネスプロフィールは、 Googleの検索結果やGoogleマップ上に表示されるビジネス情報です。知らないうちに自店舗や自院の情報がアップされていることが多いため、つい放置してしまっている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、Googleビジネスプロフィールのアカウントを取得し、ビジネス情報を編集・追加することで、費用をかけずに潜在顧客に対して効果的に情報発信をすることができます。
今回の記事では、Googleビジネスプロフィールの登録や設定の方法、運用の際に気をつけるべきポイントについてご紹介します。
Googleビジネスプロフィールとは
GoogleビジネスプロフィールはGoogleが提供している無料のローカルビジネス登録サービスです。Googleの検索結果もしくはGoogleマップ上に表示され、検索ユーザーにダイレクトに自店舗・自院の情報を伝えることが可能です。
表示内容には店舗・医院の名称をはじめ、営業時間・電話番号・住所・口コミなどが含まれており、ルート検索を行ったり、問い合わせや予約の電話をしたり、ホームページにアクセスして予約したりといった行動につなげやすい点が大きなメリットといえます。
Google検索とGoogleマップでどのように表示されるか
Googleビジネスプロフィールの情報は、Google検索及びGoogleマップにてローカル検索を行った際、Googleのアルゴリズムに基づいた検索順位に従い上位3位までが表示されます。検索順位を決定するのは「関連性」「距離」「視認性の高さ」の3つの要素です。3つの要素に関しては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。また、広告記事(リスティング広告、ローカル検索広告)がある場合はそちらが優先されます。
まとめると、Google検索での表示順は以下のとおりです。
- リスティング広告
- ローカル検索広告
- Googleビジネスプロフィール
- 一般的な検索(オーガニック検索)
Googleマップでの表示順は以下のとおりです。
- ローカル検索広告
- Googleビジネスプロフィール
ローカル検索広告がある場合もGoogleビジネスプロフィールの上位3位までは表示されるため、工夫次第では広告と同等レベルの上位表示を無料で達成することも可能です。
Googleビジネスプロフィールに登録するとできること
Googleで自店舗・自院を検索した際、すでにGoogleビジネスプロフィールにビジネス情報が登録されていて戸惑った経験がある方もいらっしゃるかもしれません。Googleビジネスプロフィールの登録は誰でも自由に行うことができるため、オーナー以外の第三者がオーナーより前に登録してしまっているというケースもあるのです。
もし第三者にビジネスプロフィールの登録がされてしまっても、オーナーが後から編集できます。以下で、Googleビジネスプロフィールに登録するとできることを解説しますので、まだ登録されていない方はぜひご覧ください。
正しい店舗情報に編集できる
第三者の登録した情報は、間違っていたり古かったり正確ではない場合があります。オーナー自身がGoogleビジネスプロフィールの編集を行うことで、常に最新の正確な情報を発信することができます。
口コミの管理ができる
Googleビジネスプロフィールに登録することで、投稿された口コミへの返信や削除ができるようになります。口コミに誠実に応えることで、ユーザーからの信頼を獲得できるだけではなく、返信メッセージによりビジネス情報がさらに充実するためGoogleからの評価も上がり、上位表示されやすくなります。
簡易的なウェブサイトが作成できる
Googleビジネスプロフィールに登録することで、スマートフォンなどのモバイル端末に対応した簡易的なウェブサイトを作成する機能を利用できます。テンプレートを選び、Googleビジネスプロフィールの情報や写真を配置していくだけで簡単に作ることができ、新たに情報や写真を追加することもできます。
無料で手軽に作成でき、Googleビジネスプロフィールと連動して情報が更新されるため管理の手間がかからないというメリットがあります。自社サイトを作りたいけど費用や時間がないという方には特に便利な機能です。
インサイトによる分析ができる
Googleは「インサイト」という無料の分析サービスを提供しています。それを利用することで、ユーザーの検索行動・ビジネス情報を見た後の行動・写真や動画の閲覧数などを調べることができ、今後の対策につなげることができます。
Googleビジネスプロフィールを活用するメリット
Googleビジネスプロフィールを活用するメリットは、以下の4つです。
- 新規顧客が獲得できる
- 来店意思の高いユーザーにアプローチできる
- 自店・自院の最新情報を提供できる
- 低コストで集客・集患できる
それぞれ詳しく解説していきます。
新規顧客が獲得できる
Googleビジネスプロフィールを活用すると、新規顧客の獲得がしやすくなります。情報が充実することで、顧客がお店の情報を知りやすくなるだけでなく、検索順位が向上して視認性が高まる可能性もあるためです。
また、昨今はお店・病院選びの際にGoogleマップを利用する方も増えています。そのため、MEOをしてGoogleマップの検索結果で上位表示されるようになれば、多くの人の目にとまり、来店・来院候補のひとつになりやすいのも、Googleビジネスプロフィールを活用するメリットでしょう。
来店意思の高いユーザーにアプローチできる
Googleマップを利用しているユーザーは「ここにある〇〇(お店・病院)が知りたい」といった来店意思の高い方が多いでしょう。こうした来店意思の高いユーザーにアプローチできるのは、Googleビジネスプロフィールを活用するメリットです。
また、Googleビジネスプロフィールを活用することで、Googleマップの検索結果上位に自店・自院情報を表示させられるので、より来店意思の高いユーザーに訴求しやすくなります。このように、しっかりと活用していけば効率よく集客・集患できるのは、Googleビジネスプロフィールを活用する大きな魅力でしょう。
自店・自院の最新情報を提供できる
営業時間や最新サービスなど、自店・自院の最新情報を手軽に発信できるのも、Googleビジネスプロフィールを活用するメリットといえます。Googleビジネスプロフィールを活用すると、ビジネス情報を簡単に発信できるので、営業時間の変更や新サービス・設備の導入、イベント、ホームページの移転などの情報を発信するのも簡単です。ホームページの場合、トップページから「アクセス」「About」などのページに遷移しないと、店舗情報が見られない場合も多くあります。
しかし、Googleマップ(ビジネスプロフィール)であれば、営業時間やホームページ、サービス情報などを一目で確認できるので、ユーザーも自店・自院の情報にアクセスしやすいのです。こうした情報発信の手段としても、Googleビジネスプロフィールは非常に魅力的でしょう。
低コストで集客・集患できる
Googleビジネスプロフィールは、利用料金がかかりません。そのため、0円からでも集客・集患できるのもGoogleビジネスプロフィールを活用する大きなメリットです。もっとお客様を呼びたいけれど、あまり予算に余裕がないという場合に、Googleビジネスプロフィールは非常に効果的といえるでしょう。
また、無料で利用できる関連ツールも複数あるため、そうしたツールを活用すればさらに費用対効果を高めて集客・集患できます。
ただし、ネット集客は最低限の知識がないと難しいうえ、口コミ対応など高いネットリテラシーを求められるものもあります。そのため、ネットの知識に自信がない方や、あまり時間に余裕がない場合は、外部委託するのもおすすめです。
Googleビジネスプロフィールの登録方法
Googleビジネスプロフィールの登録方法は一般的なアカウント登録とそれほど変わらず、誰でも簡単に行うことができます。事前準備が必要であることと、すでに第三者がGoogleビジネスプロフィールに登録している場合とそうでない場合で若干手順が変わることにだけ気をつければ、スムーズに登録することができます。
その手順と注意点について解説します。
【事前準備】Googleアカウントを作成する
Googleビジネスプロフィールに登録するためには、Googleアカウントを作成しなくてはなりません。アカウント登録にはメールアドレスが必要なので準備しておきましょう。基本的にどのようなメールアドレスでも構いませんが、Gmailのアドレスを取得しておくと、ほかのGoogleのサービスも利用できるため便利です。
自社の情報がすでに登録されているか確認する
先ほどご紹介した通り、Googleビジネスプロフィールの情報は誰でも自由に編集ができるため、すでに自店舗・自院の情報が登録されている場合があります。
まずは以下の手順で確認しておきましょう。
- Googleマップにアクセスする
- 地名+店舗(医院)名で検索する
- Googleビジネスプロフィールが表示されるかどうかを確認する
上記の手順で確認し、登録されていない場合は「Googleビジネスプロフィールに登録する」、すでに登録がされている場合は「オーナー登録をする」の手順に進みます。
Googleビジネスプロフィールに登録する
Googleビジネスプロフィールに登録がされていない場合は、一から自身で登録を行います。以下にその手順をご紹介します。
【1】Googleビジネスプロフィールのログイン画面を開き、「今すぐ開始」をクリックする
Googleアカウントへログインしていない場合は、まずGoogleのログイン画面が表示されますので、あらかじめ用意しておいたアカウントでログインしましょう。
【2】ビジネス情報を入力する
表示される入力画面に従って、以下の情報を入力します。
なお、情報を入力する際には「NAP」を統一するようにしましょう。NAPとは「Name(ビジネスの名前)」「Adress(住所)」「Phone(電話番号)」の頭文字を取ったものです。このNAPが統一されていていないと、Google側にビジネス情報が正しく認識されず、検索評価を向上させるのが難しくなってしまいますので、ご注意ください。
①ビジネス名
店舗や企業名を入力します。後述の通り、キャッチフレーズや地名など、名称でない語句を入れるとガイドライン違反になります。正確な名称を入力するようにしましょう。
②ビジネスのタイプ(ビジネスカテゴリ)
ビジネスの業種を入力します。キーワードを入力するとGoogleが用意したカテゴリから複数の候補が表示されます。例えば「歯科」と入力すると「歯科医院」「歯科技工所」「歯科用品店」「救急歯科」「矯正歯科」といった候補が表示されますので、その中から適したものを選びます。なお、後から変更することも可能です。
③ビジネス所在地
店舗や医院の所在地を入力します。近隣に同業種がある場合は、「ビジネスをすでに登録されていませんか?」と表示され、候補が表示されます。該当するものがない場合は「いずれも私のビジネスではありません」を選択します。
④連絡先
電話番号とウェブサイトのURLを入力します。スキップも可能です。
以上の入力が完了したら、オーナー登録の手順に進みます。
オーナー登録をする
Googleビジネスプロフィールでは、その店舗・医院のオーナーであることを認証する作業が必要です。オーナー登録は、GoogleマップもしくはGoogleビジネスプロフィールからのいずれかで行えます。もしGoogleビジネスプロフィール内からオーナー登録を行いたい場合は、トップページにある「ビジネスオーナーですか?」をクリックしましょう。
なお、Googleビジネスプロフィールからオーナー登録をする具体的な方法は以下の2つです。
【1】電話による確認
Googleビジネスプロフィールに登録した電話番号に自動音声による電話がかかり、承認コードを読み上げます。それを入力することでオーナー確認が完了します。電話をかける前にメモの準備をしておくと慌てずに済みます。
【2】ハガキによる確認
Googleビジネスプロフィールに登録した住所にGoogleからハガキ(場合によっては封書)が届きます。その中にある認証コードを入力することでオーナー確認ができます。申請からハガキが送られてくるまでに最大で19日ほどかかることもありますので、早めに申請しておきましょう。
Googleビジネスプロフィールの各設定項目の入力ポイント
Googleビジネスプロフィールの上位表示を達成するためには、情報は正確に、かつ丁寧に入力する必要があります。それぞれの設定項目を入力する際、特に注意すべき点について解説します。
ビジネス名
ビジネス名が正確に入力されているかは、MEOにおいて非常に重要です。ビジネス名が誤っていると、例えばSNSでお店について言及されたとしても、Googleから「このビジネスについて言及された」ということが正しく認識されません。
こうしたネット上での口コミ・言及に関して正しく認識されないと、どれだけ良い評判がついても検索結果に反映されなくなりますので、注意しましょう。
カテゴリ
カテゴリは登録の際に入力していますが、業種やサービスが複数に渡る場合はカテゴリを追加することも可能です。例えば、「歯科医院」をメインカテゴリとして、「矯正歯科」「小児歯科」などを追加カテゴリとして指定します。そうすることで、追加カテゴリに関連するキーワードでユーザーが検索した際に上位表示されやすくなります。
ただし、必ず実際に自店舗・自院に関連したカテゴリのみを選ぶようにしましょう。
住所とピンの位置
住所情報が正しくないと、ユーザーが来店する際に迷ってしまう原因となります。特に、同一敷地内に複数の建物がある場合などは、ピンの位置が正しいかどうかまでしっかりと確認しておきましょう。
また、移転があった場合はGoogleビジネスプロフィールから住所変更に関する審査を受ける必要がありますので、ご注意ください。
サービス提供地域
サービス提供地域は、主にデリバリー(宅配)や出張型サービスなどを行っている店舗・医院向けの項目です。サービス提供地域を設定しておくと、出張可能な範囲をユーザーに知らせることができるため、より広範囲に自店・自院情報をアピールできます。
営業時間の詳細
店舗や医院が開いている時間のほかに、「注文可能時間」や「入店可能時間」といった詳細な営業時間を追加することができます。例えば、17時まで診療はしているものの受付は16時半で締め切るといった場合は、営業時間を16時半までとする、もしくは17時までとして詳細で入店可能時間を16時半と設定するという2パターンの表記ができます。
いずれにせよ、患者さんが混乱しないよう分かりやすく表記するようにしましょう。
特別営業時間
「第1日曜日は開院」「第2・第4金曜日は20時まで開院」というように通常のスケジュールと異なる営業や、臨時休診や手術による一般外来の停止がある場合には、その日だけの特別なスケジュールを事前に設定しておくことが可能です。
開院時間であるにも関わらず診療を受けられないという場合は、クレームに発展しかねませんので、必ず事前に登録しておきましょう。
電話番号
電話番号は、携帯電話または固定電話の番号を2つまで登録可能です。昨今はネット検索が主流ではありますが、商品在庫やサービスに関する問い合わせなどに電話を利用するケースも多いため、必ず登録しておきましょう。
なお、人員の関係で電話対応が難しい場合やお客様用の電話回線がない場合は、電話番号を非表示にすることも可能です。電話番号を非表示にしたい場合は、ビジネスプロフィールの設定から「詳細設定」を選択し、電話番号の項目から「表示しない」を選択してください。
Webサイト
店舗・医院のWebサイトがある場合は、必ずURLを設定しておきましょう。WebサイトのURLを設定しておくと、ユーザーがより詳しい情報を知りたいと感じた際に、すぐWebサイトにアクセスできます。
また、Googleマップ(ビジネスプロフィール)からの流入が増えれば、Webサイトの閲覧数が増えることでSEOにおいても有利に働くでしょう。
予約リンク
予約ページがある場合にはリンクを貼ることでダイレクトに予約ページに飛ぶことができます。来店・来院行動につながりやすくなりますので、該当ページがある場合は必ず設定しておきましょう。
事前注文リンク
飲食店関連など特定のカテゴリで入力できます。予約リンクと同じく、事前注文ページがある場合は設定しておきましょう。
メニューリンク
予約・事前注文リンクと同じく、飲食店関連などで使用できます。メニューのページがある場合は、そのURLを設定します。
メニュー
こちらも飲食店関連で使用できる設定項目です。設定したメニューは、スマートフォンやタブレット端末などでのみ表示されPCブラウザでは見ることができません。詳細欄にメニューや価格を掲載することで、メニューリンクへ行くまでの脱落を防ぐことができます。
それに加え、関連キーワードを増やすことで上位表示されやすくなるというメリットもあります。
サービス
特定のカテゴリで表示されるもので、歯科医院でも利用可能です。メニューと同様に、提供しているサービスの一覧と価格を掲載することができます。こちらもスマートフォンやタブレット端末でのみ閲覧できます。
メニューとサービスいずれの場合も、すべてのメニューやサービスを掲載しなくてはなりません。一部のメニューを抜粋しての掲載はできませんので注意しましょう。
商品
取り扱っている商品の名前や価格を登録できます。各商品に購入・注文・店舗ページへのリンクといったアクションボタンを設定することができ、直接の購入アクションが期待できます。通販事業も行っている場合は、ぜひ活用しましょう。
特徴・サービスオプション
登録したカテゴリによっては「クレジットカードを利用できる」や「車椅子対応」などの属性を追加することができます。属性情報には特にユーザーが知りたい内容が集約されているため、登録するだけで来店・来院動機につなげることができます。
属性の項目は常にアップデートされ続けていますので、こまめにチェックし、該当する項目は必ず追加しておきましょう。
ビジネス情報
ビジネスに関する説明文を最大750字まで入力できます。地名・最寄り駅・店舗や医院の特徴・提供可能なサービスなどを分かりやすく入力しましょう。
また、検索キーワードを取り入れることで、上位表示される確率が高まります。不自然にならない程度に検索キーワードを意識した文章作成を心がけましょう。
開業日
店舗・医院がオープンした日を入力します。1年先の日付まで入力できるため、将来的に開業する場合にも事前に入力することができます。自社サイトがある場合は、そちらにも開業日を記載しておくことで情報が一致し、信頼性を上げることができます。
写真・動画
Googleビジネスプロフィールには、以下の3タイプの写真を掲載できます。
【1】ロゴ
Googleビジネスプロフィールの名称の横に表示されます。ブランド認知につながり、他社との差別化が図れます。正方形に調整されて表示されるため、あらかじめ正方形の写真を用意しましょう。
【2】カバー写真
Googleビジネスプロフィールの上部に大きく表示されます。アイキャッチとしての役割を果たし、視覚的に自店舗・自院を強くアピールすることができます。特徴を最もよく表す写真を選ぶようにしましょう。
ただし、後ほどご紹介する通り、必ず希望した写真が最初に表示されるとは限りません。
【3】その他の写真
店舗や医院の外観・内装・設備など、雰囲気やアピールポイントを分かりやすく伝えられる写真や動画を掲載することで、来店・来院の決め手となる特長を強く訴求することができます。Googleが推奨する写真の種類と枚数は以下の通りです。
- 外観の写真:3枚
- 店内の写真:3枚
- 商品の写真:3枚
- サービスの写真:3枚
- (飲食店)食べ物や飲み物の写真:3枚
- (宿泊施設、レジャー施設など)共有エリア:エリアごとに1枚ずつ
- (宿泊施設など)客室:3枚
- チーム(経営陣や従業員)の写真:3枚
歯科医院の場合は、外観・内装・治療設備や器具・キッズスペースや待合室・院長やスタッフの写真などを掲載するとよいでしょう。院内の雰囲気や時間帯ごとの様子が分かりやすく伝わる写真を掲載すると、ユーザーに好印象を与えることができます。
Googleビジネスプロフィールを活用する際の注意点
Googleビジネスプロフィールは無料で利用でき、来店・来院動機の高いエリア内のユーザーに強く訴求できることから、費用対効果が高いというメリットがあります。
しかし、その反面、その自由度の高さからさまざまなトラブルを招く恐れもあります。Googleビジネスプロフィールにおける注意点とその対処法をご紹介します。
ガイドラインを遵守する
Googleにはガイドラインが設定されており、違反行為を行うとGoogleビジネスプロフィールが使えなくなるばかりか、Googleアカウントそのものが停止されてしまう場合もあります。特に行われやすいのが名称に関する違反です。例えば、本来の名称が「〇〇歯科」でありながら、「土日も診察可!〇〇歯科」「〇〇歯科【●●駅から徒歩5分】」というように、名称以外のキャッチフレーズや情報を盛り込むことはガイドライン違反となります。
Googleビジネスプロフィールを始める前に、ガイドラインをしっかり読み込み、違反行為をしないようにしましょう。
悪い口コミが投稿される場合がある
Googleビジネスプロフィールにはユーザーの口コミやレビューが掲載されます。よい口コミであれば自社・自店舗の魅力を消費者目線で別のユーザーに伝えることができ、Googleからの評価が上がり上位表示されやすくなるといったメリットがありますが、時には批判や誹謗中傷といった悪い口コミが集まってしまうこともあります。
正当な批判やクレームであれば、誠実に対応することでユーザーからの信頼を得ることができます。悪い口コミにこそ、丁寧に返信をするようにしましょう。また、根拠のない誹謗中傷や、公序良俗に反した口コミは、Googleに削除依頼をすることも可能です。
表示される写真を選ぶことができない
Googleビジネスプロフィールで表示される写真は、投稿されたものの中からランダムで選択されます。その写真の中には一般ユーザーが投稿したものも含まれるため、オーナーからすると効果的ではない、もしくは望ましくない写真が表示される場合もあります。
しかし、オーナーがアップした写真は一般ユーザーより優先的に表示されるため、自分で撮影した写真を数多くアップすることで、自分の望む写真が表示される確率を高めることができます。
まとめ
Googleビジネスプロフィールは、情報発信やユーザーとのコミュニケーションが行える、集客・集患アップに非常に有効なツールです。登録は無料で、誰でも簡単に使うことができる点が大きな魅力でしょう。また、Webサイトに関する情報や、予約リンク、商品やメニューに関することなどあらゆる情報を記載できるため、ユーザーの来店促進に繋がり、効率よく集客・集患できるのも魅力です。
ただし、一度掲載すればそれで終わりというものではありません。ユーザーが必要とする情報を正確に掲載するという点に気をつけて、絶えずブラッシュアップを行うようにしましょう。