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【2023年版】Facebook広告代理店に運用を依頼するメリットと代理店の選び方
2023年08月23日更新日:2024年04月19日
広告代理店は、Web広告に関する専門的な知識・経験をもつプロ集団です。広告代理店に依頼することで、より効率的に広告運用ができるようになります。
今回は、Facebook広告の特徴や広告代理店の選び方、おすすめの広告代理店などを詳しく解説します。ぜひ参考にしてください。
Facebook広告とは?
Facebook広告とは、Facebook内のフィード・ストーリーズに表示される広告のことです。
Facebookは、世界で23億人のアクティブユーザーをもつ媒体で、企業がビジネス目的で活用するケースが増加しています。Facebook広告を効率的に運用できれば、多くのユーザーの目に触れるため、認知・購入に大きな効果が期待できるでしょう。
Facebook広告の特徴
Facebook広告の特徴は、以下のとおりです。
- ターゲティングの精度が高い
- 少額から広告を運用できる
- 各購買ステップでの広告を出稿できる
それぞれ解説します。
ターゲティングの精度が高い
Facebook広告の最大の特徴は、ターゲティングの精度が高い点です。
FacebookはほかのSNS媒体と異なり、実名登録制です。本名・性別・居住地・趣味・勤務先など、正確なプロフィール情報をもとに広告を配信できます。そのため、精度の高いターゲティングが可能です。
少額から広告を運用できる
Facebook広告は少額(数百円)から配信できるため、広告運用に不慣れな方でも安心して取り組めます。慣れないうちは少額から広告運用を開始し、効果検証をしながら予算を調整しましょう。
各購買ステップでの広告を出稿できる
Facebook広告は「認知」「検討」「購入」の3つの購買ステップに合わせて、広告を使い分けることが可能です。特に難しい設定は不要で、画面に表示された必要事項を埋めるだけで広告を作成できます。
Facebook広告の種類
Facebook広告の種類は、以下のとおりです。
画像広告
画像広告は、画像1枚とテキストで構成される広告です。出稿の手間が少ないため、基本的に誰でも行える広告といえます。
動画広告
動画広告は、動画1つとテキストで構成される広告です。購入ハードルが高い商材を販売している場合に適しています。
スライドショー広告
スライドショー広告は、2~15枚の画像と音楽を組み合わせた広告です。動画広告よりも手間を減らしたい場合や、ストーリー性をもたせたい場合に向いている広告といえます。
カルーセル広告
カルーセル広告は、2~10枚の画像や動画を組み合わせた広告です。ユーザー自身が画像を切り替えることが、カルーセル広告とスライドショー広告の違いです。複数の商材を一度に紹介したい場合や、画像1枚だけでは商材の魅力を伝えられない場合などに適した広告でしょう。
インスタントエクスペリエンス広告
インスタントエクスペリエンス広告とは、広告をタップすることでフルスクリーンで表示されるスマホ画面限定の広告です。多くの情報を伝えられることが特徴です。通常の広告では情報量が足りない場合に向いています。
コレクション広告
コレクション広告は、1枚のメイン画像や動画と2~4枚のサブ画像で構成される広告です。一度に複数の商品を紹介したい場合に適した広告といえます。
リード獲得広告
リード獲得広告は、名前のとおりリード獲得に特化した広告です。メルマガや資料請求などのリードを獲得したい場合に向いています。
ダイナミック広告
ダイナミック広告は、ユーザーの関心度に合わせて自動的に表示される広告です。アパレルやECサイト運営者、旅行業界などに適しています。
いいね!広告
いいね!広告は、Facebookのページに「いいね!」をもらうための広告です。認知度を拡大したい場合に向いている広告といえます。
イベント広告
イベント広告は、イベント参加を促すためのイベント開催者に適した広告です。ターゲティング機能やイベントの出席確認も、Facebook上で行うことができます。
Messenger誘導広告
Messenger誘導広告は、Messengerに誘導してユーザーとコミュニケーションを取るための広告です。顧客の心理的ハードルを下げたい場合に適しています。
プレイアブル広告
プレイアブル広告は、Facebookで実際にゲームをプレイしているような操作ができる広告です。ゲームアプリを運営している方に向いている広告といえます。
クーポン広告
クーポン広告は、ユーザーが広告をクリックすることでクーポンが取得できる仕組みの広告です。ECサイトや飲食店の運営をしている方に適しています。
Facebook広告の課金方式
Facebook広告には、インプレッション課金とクリック課金の2種類の課金方式があります。それぞれ詳しく確認しましょう。
インプレッション課金
インプレッション課金(CPM)は、より多くのユーザーに広告を見てもらいたい場合に向いている課金方式です。広告が1,000回表示されるごとに課金されます。
クリック課金
クリック課金は(CPC)は、アクションに対して課金が発生する方式です。安くクリック数を増やしたい方に向いている課金方式です。広告が1クリックされるごとに課金されます。
Facebook広告代理店とは?
Facebookの広告代理店とは、Facebook広告の出稿や運用などを代行してくれる企業のことです。Facebookに関する専門的な知識や経験をもつプロに依頼することで、より効率的に広告の運用ができるでしょう。
Facebook広告運用を代理店に依頼するメリット・デメリット
Facebook広告運用を代理店に依頼するメリット・デメリットを解説します。メリット・デメリットの双方をしっかり理解して依頼しましょう。
Facebook広告運用を代理店に依頼するメリット
Facebook広告運用を代理店に依頼するメリットは、以下の3つです。
- プロによる効果的な広告運用ができる
- 広告運用にかかる人件費を削減できる
- 最新の知識・ノウハウを得られる
それぞれ解説します。
プロによる効果的な広告運用ができる
広告運用を初めて行う場合、何から始めたらよいかわからず、時間をかけたのに思ったような効果を得られないケースも多いです。
広告代理店(広告運用のプロ)に依頼することで、自社にマッチした最適なアドバイスを受けられます。効果的な広告運用が可能になり、早い成果が期待できるでしょう。
広告運用にかかる人件費を削減できる
広告代理店に運用を依頼することで、人件費などのさまざまなコストを大幅に削減できます。
自社で一から広告運用を行う場合、知識・スキルの取得から始める必要があり、多くの時間がかかります。人員が不足しているベンチャー企業や中小企業では、通常業務に追われて広告運用にリソースを割けない場合も多いでしょう。
広告代理店に運用を依頼したほうが、トータルで考えると費用対効果が高いといえます。
最新の知識・ノウハウを得られる
広告代理店は日々最前線で広告運用を行っており、最新の情報やノウハウを収集しています。広告代理店に運用を依頼することで、最新の情報やノウハウを共有してもらえることもメリットでしょう。
競合の動向にも敏感に反応してくれるため、効果的な広告運用ができます。
Facebook広告運用を代理店に依頼するデメリット
Facebook広告運用を代理店に依頼するデメリットは、以下の3つです。
- 運用代行の費用がかかる
- 必ずしも効果が出るとは限らない
- ノウハウを蓄積できない
それぞれ解説します。
運用代行の費用がかかる
どの広告代理店に依頼する場合でも、必ず運用手数料がかかります。手数料は広告費や代理店によって異なりますが、大なり小なり自社の負担になることには違いありません。
契約前に、料金体系や契約期間の縛りなどについて必ず確認しましょう。
必ずしも効果が出るとは限らない
広告代理店に広告運用を依頼しても、必ず成果が出るとは限りません。
自社の商品やサービスとWeb広告の相性が悪いケース、商品やサービスが魅力的でないケース、広告代理店側が自社の業界に精通していないケースなど、さまざまな理由で効果が出ないケースが考えられます。
ノウハウを蓄積できない
広告代理店に広告運用を丸投げしている場合は、社内にノウハウが蓄積されません。
今後もすべて広告代理店に広告運用を依頼する予定であれば問題ありませんが、将来的に自社で広告運用を行うのであれば、ノウハウの蓄積は必須です。ノウハウを蓄積するには、広告代理店と積極的にコミュニケーションを取ることが大切です。決して受け身にならず、わからないことはその都度確認し、自らノウハウを吸収しましょう。
Facebook広告運用を代理店に依頼する場合の費用
Facebook広告運用を代理店に依頼する場合の費用は、運用費に加えて別途手数料が必要です。広告代理店に支払う手数料は、主に以下の3つに分類されます。
手数料率タイプ
手数料率タイプとは、出稿する広告費に対してパーセンテージで手数料を決めるタイプです。広告費に多くコストをかけた場合、成果に関係なく費用が上がります。手数料率は広告費の約20%が一般的な相場です。
定額タイプ
定額タイプは、広告費に関係なく一定の手数料を支払うタイプです。一般的に月額30,000~50,000円が相場となっています。低価格で依頼できるため、初めて代行を依頼する方に向いているでしょう。
成果報酬タイプ
成果報酬タイプとは、広告から商品・サービスの受注や問い合わせなど、コンバージョンがあった場合に手数料が発生するタイプです。成果が出ないと手数料が発生しない点や、どれだけコストがかかったかなどの費用対効果を明確にできる点が特徴でしょう。
アカウントの制作やキャンペーンの設定などの過程で発生する費用を「初期費用」として含める広告代理店もあります。初期費用は代理店ごとに異なりますが、30,000~100,000円程度が相場です。
Facebook広告代理店を選ぶ3つのポイント
Facebook広告代理店を選ぶポイントは、以下の3つです。
- Facebook広告運用の実績は豊富か
- 自社の業種・商品が得意分野であるか
- 広告代理店(担当者)との相性がよいか
広告の運用代行は決して安くありません。これらのポイントを押さえることで、代理店選びに失敗するリスクを抑えられます。契約前に必ず確認しましょう。
Facebook広告運用の実績は豊富か
Google・Yahoo!・Twitterなど、ほかの媒体での運用実績が豊富でも、Facebook広告の運用実績が乏しい場合、思ったような効果が得られないケースがあります。必ずFacebook広告で運用実績のある代理店を選びましょう。
理想は、Facebook広告の運用実績とほかの媒体での運用実績も豊富な代理店を選ぶことです。さまざまな媒体での広告運用・Webマーケティングの実績があるほど勝ちパターンの傾向が掴みやすく、臨機応変な対応をしてくれる可能性が高いでしょう。
自社の業種・商品が得意分野であるか
広告運用の実績と併せて、自社の業種や商品が得意分野であるかを確認することも大切です。
業種や商品によってターゲットや訴求ポイントが異なるため、広告代理店によって得意・不得意が分かれます。広告代理店のホームページなどで、自社に近い業種・商品の実績があるかを確認してください。自社が求めるクリエイティブ制作や施策が行えるかを確認しましょう。
広告代理店(担当者)との相性がよいか
広告運用の代行費用は決して安いものではありません。住宅や車を購入するときと同様「この人になら安心して任せられる」と思える担当者と契約を結びましょう。
運用代行を依頼したとしても必ず結果が出るとは限らないため、時には言いにくいことも伝えなければなりません。担当者との相性がよければスムーズにやり取りができ、気軽に質問や要望を伝えることができます。
将来的に自社で広告運用を行いたいと考えている場合は、ノウハウを蓄積することが必須となるので、より担当者との相性を重視して広告代理店を選びましょう。
広告代理店を通してFacebook広告の配信を行う場合の流れ
Facebook広告の配信を広告代理店に依頼する場合、以下の2つの方法があります。
- 自社のビジネスマネージャを貸し出して配信する
- 広告代理店のアカウントを利用して配信する
それぞれの方法の手順を以下にまとめました。
自社のビジネスマネージャを貸し出して配信する
自社のビジネスマネージャを貸し出して配信する手順は、以下のとおりです。
- Facebookページを作成する
- ビジネスマネージャを設定する
- 広告代理店に権限を付与する
- 広告アカウントを承認する
Facebook広告を利用するには、企業のFacebookページを作成する必要があります。
Facebookページは個人アカウントがあれば作成可能です。広告代理店に広告運用を依頼する場合は、ビジネスマネージャの設定も必要です。
ビジネスマネージャの設定ができたら、ビジネスマネージャの設定から広告代理店に権限を付与しましょう。権限を付与したら、広告代理店に広告アカウントを作成してもらいます。
作成が完了したら広告アカウントを承認することを求められるため、承認すれば完了です。
広告代理店のアカウントを利用して配信する
広告代理店のアカウントを利用して配信する手順は、以下のとおりです。
- Facebookページを作成する
- ビジネスマネージャで広告代理店を追加する
- Facebookページへの権限を付与する
- 広告アカウントを承認する
広告代理店のアカウントを利用する場合も同様に、Facebookページが必要になります。
Facebookページが作成できたら、Facebookビジネスマネージャを使ってFacebook広告を依頼する広告代理店を追加します。ビジネスマネージャの「ビジネス設定」から「パートナー」を選択して追加しましょう。
アセットへのアクセスを許可すると、パートナーのビジネスIDの入力を求められます。そして、Facebookページへのアクセス権限を付与してください。広告代理店側がFacebookページへのアクセスをリクエストし、自社が承認するのが一般的な流れです。
権限を付与したあとは広告代理店に広告アカウントを作成してもらい、承認すれば完了となります。
おすすめのFacebook広告代理店5社
Facebook広告代理店でおすすめの会社は、以下の5社です。
- 株式会社グラッドキューブ
- デジタルアスリート株式会社
- アナグラム株式会社
- 株式会社オプト
- ASUE株式会社
それぞれ解説します。
株式会社グラッドキューブ
株式会社グラッドキューブは大阪に本社を置く広告代理店で、Facebook社の公式パートナープログラムである「Facebook Business Partners」の認定企業です。
株式会社グラッドキューブの特徴は、以下のとおりです。
- Facebook広告専門チームが対応
- 広告代行実績が豊富
- さまざまな媒体の広告代行が可能
- 最低契約期間なし(広告費500,000円以上の場合)
- あらゆる媒体の初期費用0円
- 最短3営業日で配信可能
株式会社グラッドキューブに依頼すると、Facebook広告専門チームに対応してもらえます。Facebookから認定を受けている企業であり、大企業をはじめとした代行実績も豊富なため、安心して依頼できるでしょう。
デジタルアスリート株式会社
デジタルアスリート株式会社は東京に本社を置く広告代理店で、1社につき3名体制で対応してくれます。継続率は90%を超えており、安心の運用体制といえるでしょう。
デジタルアスリート株式会社の特徴は、以下のとおりです。
- 安心の1社3名体制で、いつでも相談可能
- 経験豊富な各媒体の専門家が担当
- 主要な広告媒体は同じ手数料で一括運用が可能
- 無料相談が可能
- 広告運用支援1,800社以上の実績
- 常に最新の運用状況を共有
デジタルアスリート株式会社は、日本で唯一の「Metaビジネスパートナーの成功事例」としてインタビューを受けています。創業以来、業界問わず1,800社以上のWebマーケティング支援を行ってきた実績があるため、幅広い業界の効果的な広告運用が可能です。
アナグラム株式会社
アナグラム株式会社は東京にある会社で、画像や動画制作もできる運用型広告に強い専門チームです。多言語での運用も対応しています。広告運用が目的ではなく、お客様の売上や目的達成へ最適なFacebookの活用方法を提案してくれるため、高い成果を得やすいです。
代理店では珍しく、英語やドイツ語などの多言語でも広告運用をしてくれるため、グローバルなWeb戦略を検討する企業にも適しています。
株式会社オプト
株式会社オプトは東京に本社をおく会社です。デジタルマーケティング全般の支援をしており、SNS運用のサポート範囲が広いことが魅力です。「Facebook Marketing Partner」の認定を受けているだけでなく、デジタルマーケティングの大手として幅広くサポートしてくれます。SNSでは、プロモーションや企画アドバイスなど、より効果的なSNS運用もサポートしてくれます。
ASUE株式会社
ASUE株式会社は名古屋にある会社で、450社以上の実績と継続率が魅力の代理店です。Web広告から制作まで包括的にコンサルティングも行えます。Facebookのノウハウがなくても、運用担当者と直接コミュニケーションが取れるため、安心して依頼できるでしょう。
初期費用は0円からと依頼しやすい価格でありつつ、専門的な知識に基づくハイレベルな運用を期待できる広告代理店です。
まとめ
今回は、Facebook広告の特徴や広告代理店の選び方を詳しく解説しました。広告代理店に依頼することで、より効率的に広告運用を行えるでしょう。ぜひ本記事を参考に、自社に合った広告代理店を選んでください。