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【2022年版】MEO順位チェックツール比較!活用シーンやツールを選ぶときのポイントも解説!
2022年12月17日更新日:2024年07月25日
MEO対策を行ってはいるものの、実際にユーザーの目に触れているのか、集客につながっているのか分からないという方も多いのではないでしょうか。MEO対策は、ただ行うだけではなく、成果を分析し、それに応じて改良を行っていくことが重要です。MEOの順位チェックツールを活用することで、効果測定・結果の共有・レポーティングの効率が格段にアップします。
今回の記事では、MEOの順位チェックツールのメリット・使い方・選ぶ際のポイントについてご紹介します。
MEOの順位チェックツールとは
ローカル検索を行った際にGoogleマップの上位に表示されるために最適化を行う「MEO対策」は、飲食店・病院・歯科医院など地域密着型のビジネスにおいて必要不可欠なWeb対策となっています。
MEO対策の効果が出ているかどうかを確認するためには、日々の順位計測を行うことが非常に重要です。その際に役立つのがMEOの順位チェックツールです。MEOの順位チェックツールを利用することで、Googleマップ上の順位計測を始め、ユーザーの行動の分析・分析結果の蓄積や共有などが可能になります。
MEOの順位チェックツールを活用するシーン
続いて、MEOの順位チェックツールの具体的な活用シーンをご紹介します。MEO対策の目的や運用方法によって重視すべきシーンが異なりますので、それに合ったツール選定をするようにしましょう。
計測地点を固定して分析したいとき
ローカル検索の順位は検索地点からの距離に大きく依存するため、検索する場所によって検索結果が変わります。例えば、本社と実店舗が離れている場合、本社で効果測定を行っても実店舗地点での検索結果を得ることはできません。
計測地点固定の機能を持つ順位チェックツールを利用すれば、どこにいても同じ計測地点での順位チェックを行うことができます。
時間を指定して分析したいとき
ローカル検索は基本的に「今そのお店(サービス)を利用したい」というユーザーが行うものであるため、エリアだけではなく時間にも注目する必要があります。
例えば、ランチがアピールポイントであるカフェであるにも関わらず、夜間にそのカフェのビジネス情報の閲覧数が増えたからといって直接来店につながるとはいえません。
MEO順位チェックツールは時間帯指定の機能を有しているものが多く、場所だけではなく時間についてもピンポイントでの順位測定が可能です。
競合相手の分析をしたいとき
MEO順位チェックツールを活用することで、競合する店舗・医院の検索順位に関する情報を時間別やキーワード別に取得することもできます。競合相手の順位をデータにすることで、自店舗・自院に足りない点や強みを発見し、新しいメニュー・サービス・キャンペーンに生かすことができます。
レポートの作成をしたいとき
MEO対策は長期的に行う必要があるため、1か月前や1年前のデータもすぐに取り出せるよう記録しておくことが重要です。また、チェーン店の場合は本部に分析結果を報告するために、月1回程度の頻度でレポートを提出しなくてはならない場合もあります。
しかし、実務をこなしながら、分析データの記録やレポート作成を行うのは困難です。MEOの順位チェックツールには、分析結果を記録する機能を備えているものもあります。レポート作成が容易になり、期間ごとの結果の比較や本部やほかのスタッフへの報告が容易になります。
MEOの順位チェックツールを導入するメリット・デメリット
MEO順位チェックツールは便利なものですが、導入には費用がかかるうえ、導入するだけでは成果を出すことができません。本腰を入れてMEO対策に取り組むのであれば、費用はもちろんのこと手間をかけることも求められます。
MEO順位チェックツールを導入する際のメリット・デメリットについて解説します。
メリット
先ほどご紹介したとおり、MEOの順位チェックツールには効果測定や分析データ管理のための便利な機能が備わっています。
ツールを活用することで多角的な分析が可能になるだけではなく、分析結果を本社や広告代理店などと共有したり、レポートを作成したりするのも楽になり、分析や分析結果をもとにした改善を 効率よく 行うことができます。
デメリット
順位チェックツールには無料のものもありますが、本格的にMEO対策に取り組む場合には有料ツールの導入も検討する必要があります。多くの有料ツールは買いきりではなく月額費用がかかりますので、長期的な視点で見ると、まとまった出費になってしまいます。
また、順位チェックツールはあくまで効果測定や分析を行うツールであり、それだけでは成果につなげることはできません。結果から運用状況や現状での問題点をつかみ、それをもとにMEO対策の改善を行う必要があります。順位チェックツールに依存するのではなく、運用者自身が能動的に課題を解決しようとする姿勢が求められます。
MEOの順位チェックツールを選ぶときのポイント
MEOの順位チェックツールにはさまざまな種類やプランがあり、使用料金・契約期間・サービス内容も千差万別です。その中から自店舗・自院に最も適したツールを選ぶために、特に気をつけたい点について解説します。
費用対効果は見合っているか
MEO対策は長期的に取り組むことが必要であるため、月額費用の蓄積が大きな出費に膨らんでしまう場合があります。だからといって、安いツールを選んでしまうと、必要な機能が備わっていない場合があります。費用に対して望ましい効果を出すことができるかどうか、ツールの価格や機能をしっかり比較するようにしましょう。
また、ツールの中には機能制限つきのライトプランや無料期間が設けられているものもありますので、まずは使い心地を試してみることから始めるのもひとつの手です。
業種や運用目的に合っているか
MEO順位チェックツールにはさまざまな機能が搭載されており、その内容はツールごとに違います。業種・規模・運用目的に適したものを選ぶことが大切です。
それに加え、使いやすさや画面の見やすさなども選定ポイントになりますので、先ほどご紹介したようなライトプランや無料期間を活用しながら慎重に検討するようにしましょう。
順位チェック以外の機能は充実しているか
MEO順位チェックツールの中には、順位チェックや分析だけではなく口コミへの自動返信機能やレポート自動作成といった機能を持っているものもあります。もし、そうした機能が必要であるならば、別にMEO対策ツールを入れるよりも、ひとつのツールですべてをカバーできたほうが費用も手間も節約できます。
順位チェック以外の機能も考慮しつつ、自社に最も適したツールを選ぶことが重要です。
サポート体制は整っているか
MEO順位チェックツールで取り扱うデータは膨大で、分析に慣れていない場合はまず数字の見方から覚えていく必要があります。
ツール購入後に使い方を教えてくれたりトラブル時に迅速に対応したりしてくれるような、サポート体制の整った会社からツールを購入すると安心です。
MEO順位チェックツール比較
MEO順位チェックツールはそれぞれに費用や機能が大きく異なるため、複数のツールを比較検討したうえで自社に最も適したものを選ぶことが重要です。順位チェックツールの比較表を作成しましたので、参考にしてください。
※表は各社の順位チェックツールから最も安いプランを抜粋したものです。
※表内の「-」には設定がないもののほか、ホームページに記載がなかったものも含まれます。また、サービス内容名が同じでも、ツールによって提供される機能は異なる場合があります。サービス内容の詳細については各社にお問い合わせください。
※情報は2022年12月のものです。最新情報は各社にお問い合わせください。
ツール名 | MEOチェキ | Gyaro-n MEO順位チェックツール | MEO tracker | MEO Analytics | Janus(ヤヌス) |
---|---|---|---|---|---|
プラン名 | エントリープラン | スタータープラン | プラン50 | 1〜9店舗管理 | Smallプラン |
月額使用料 | 3,278円~ | 1,500円~ | 20,000円 | 1店舗あたり 1,500円 | 1ビジネスあたり 1,000円 |
トライアル期間 | 1か月 | 2週間 | 2週間 | 2週間 | 無料プランあり |
最低契約期間 | 6か月 | なし | 1か月 | 記載なし | 記載なし |
計測キーワード数 | 8 | 10 | 50 | 6(順位計測はオプション) | 記載なし |
【サービス内容】 | |||||
競合データ取得・分析 | 〇 | 〇 | 〇 | – | – |
予約投稿 | 〇 | 〇 | – | 〇 | 〇 |
口コミ管理 | 〇 | – | – | 〇 | 〇 |
レポート機能※1 | – | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
サポート | 〇(有人) | – | 〇(メール) | 〇(電話/メール) | – |
※1 順位データのエクスポート機能を含みます。
それでは、上記でご紹介したMEO順位チェックツールを詳しくご紹介しましょう。
【1】MEOチェキ
MEOチェキでは、Google IPによって任意の地点を選択し、登録キーワードの日時順位チャートから前日比較の変動までを簡単に確認することができます。競合順位の計測や時間を指定しての計測・順位計測範囲の拡張も可能で、場所や時間によって目まぐるしく変動するMEO順位から、本当に自店舗・自院にとって必要なデータを得ることができます。
Googleビジネスプロフィールの改ざん防止機能・予約投稿・レビューの管理・分析・自動返信機能といったGoogleビジネスプロフィール運用をサポートする機能も充実しており、このツールひとつで包括的なMEO対策に取り組むことが可能です。
※サービス内容はプランによって異なります。
【2】Gyaro-n MEO順位チェックツール
Gyaro-n MEO順位チェックツールの大きな特長としては、計測地点を番地レベルまでピンポイントで指定し、その地点における順位を店舗・医院までの距離と合わせて確認できる点にあります。
検索時間帯の指定もできるため、営業時間に絞った順位計測も可能で、正確な検索結果データを蓄積するのに役立ちます。実際の検索画面(SERPs)を毎日自動的に取得し1年間蓄積する機能もあり、競合の順位や掲載内容からMEO対策の改善策を考えることも可能です。
インバウンド向けに多言語での検索にも対応しており、現在、英語・中国圏(中文簡体・中文繁体)での検索結果を取得でき、今後も幅広い言語設定の追加が予定されています。これだけの高性能でありながら、月額使用料は1,500円からと格安で最低契約期間の設定もないため、いつでも解約可能です。
※追加オプションあり
【3】MEO tracker
MEO trackerは、計測場所と時間帯を指定しての自動計測が行えるMEO順位チェックツールです。デバイス別の順位計測もできるため、自院・自店舗のユーザーに合った結果を取得することができ、具体的なMEO対策に活かすことができます。
取得した順位履歴は保存され、分かりやすい線グラフで確認できます。グラフの表示期間も変更可能で、期間を絞った分析にも便利です。CSV形式で取得したデータをエクスポートすることができ、レポート作成に活用できる点も大きなメリットです。
【4】MEO Analytics
MEO Analyticsは、複数店舗を管理している場合におすすめのMEO順位チェックツールです。ECCや資生堂などにも導入実績のあるツールで、機能の豊富さや一括管理のやりやすさに定評があります。
順位計測や口コミ、ビジネス情報に関する一括管理ができるほか、ビジネス情報に関する自動投稿・自動補正機能などもあります。自動補正機能は、第三者がビジネス情報を編集した際に、誤情報や悪意ある編集を自動で修正してくれる機能です。こうした機能によって、MEO対策を効率化できるのはもちろん、煩雑になりがちな管理業務の負担を軽減できるでしょう。
【5】Janus(ヤヌス)
Janus(ヤヌス)は、Webマーケティングなどを行う株式会社プロモストが提供しているMEO順位チェックツールです。複数店舗のビジネスプロフィールを一元管理したり、分析したりするのに特化しています。 Freeプランもありますが、順位計測機能に対応していないため、同社の『MEO順位チェックツール』の14日間お試しを利用するのがおすすめです。こちらは順位計測に特化しているため、ビジネス情報や口コミなどの管理機能はありませんが、順位計測機能のみを使ってみたい場合には適しています。
MEOの順位チェックツールを使用しないで順位を確認する方法
上記のような順位チェックツールを使用せず、検索順位を確認したいと考える方もいるでしょう。
チェックツールを使わずに順位を確認したい場合は、ブラウザのシークレットモード(シークレットウィンドウ)を利用するのがおすすめです。シークレットモードでは、過去の検索履歴や閲覧したページなどの情報に左右されずに、検索順位を調べることができます。
また、Google広告を利用している場合は『広告プレビューと診断』の機能を活用するのも良いでしょう。管理画面の『ツールと設定』の項目にある『プレビュー』の中にある機能で、キーワードや地域名、ユーザーが使っている言語、デバイスなどを指定して検索順位を調べられます。
MEO対策ができる専門業者を利用することも視野に入れよう
上記でご紹介したように、MEO順位チェックツールはMEO対策の効果測定や分析、記録に非常に役立ちます。とはいえ、得られた結果をどのように生かしていくかを考えるのはやはり人が行わなければならず、専門的な知識が必要な場合もあります。
難しい場合は、MEO対策ができる専門業者に依頼するとよいでしょう。Googleビジネスプロフィールの運用から効果測定・分析、それをもとにしたブラッシュアップを一任することができるため、手間をかけずに本格的なMEO対策を行うことができます。特に、MEO対策が重要な意味を持つにも関わらず、個人経営のためMEO対策に時間を割きづらいレストランや病院や歯科医院の経営者の方は、その業種に特化したMEO対策ができる専門業者を利用することをおすすめします。
まとめ
MEO対策は単にGoogleビジネスプロフィールへの投稿を繰り返すだけではなく、その投稿によってどのような成果が得られたか、またどういった点を改善すべきかを常に考えていかなくてはなりません。そのためには、順位チェックツールを活用した効果測定や分析が必要不可欠です。ツールによって価格・機能・特徴が異なりますので、自社の運用目的に合った使いやすいツールを選ぶようにしましょう。
また、分析の方法や分析結果の活用法が分からない、MEO対策に手間をかけられないという場合は、MEO対策の代行会社に依頼することも検討するとよいでしょう。