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【2022年版】YouTube動画を宣伝する方法を詳しく解説!
2022年06月06日更新日:2024年04月19日
「チャンネル登録者数が伸びないから、自社サービスには魅力がないのかな」などお悩みではありませんか?チャンネル登録者数が伸びない理由は、決して自社サービスに魅力がないからではありません。もちろん、魅力のあるサービスを動画で取り扱っているほうがチャンネル登録者は増えます。
しかし、魅力のあるサービスを動画で配信していても、チャンネル登録者数が増えないケースもあるのです。では、なぜチャンネル登録者数が増えないのでしょうか?それは、YouTube動画を宣伝していないからです。もしくは、効果の薄い宣伝を行っているかもしれません。
今回は、YouTube動画を宣伝する方法を詳しく解説します。本記事を参考にして、効果的な動画宣伝を行ってみてください。
YouTube動画を宣伝するメリット
YouTube動画を宣伝するメリットはいくつかありますが、その中から今回は4つご紹介します。
チャンネル登録者数が増える
YouTube動画を宣伝すると視聴者が増えるため、チャンネル登録者数も増えます。
しかし、チャンネル登録者数を増やすには、ユーザーに「面白い!また見たい!」と感じてもらうコンテンツでなければいけません。ユーザーにとって有益な動画や面白いコンテンツを配信しましょう。チャンネル登録者数が増えれば、企業の認知度が上がり、売上アップにもつながります。コンテンツ作りには特に力を入れる必要があるでしょう。
一度に多くのユーザーの興味を引くことができる
YouTube動画を宣伝すると一度に多くのユーザーの興味を引くことができます。YouTubeは、Googleに次いで世界で2番目に訪問者が多いウェブサイトです。そのため、ローリスクハイリターンの宣伝が行えるでしょう。また、YouTubeは1日の累計視聴時間が10億時間を超えるといわれており、幅広い年齢層のユーザーが利用しています。
YouTube動画の宣伝でユーザーの興味を引くことができれば、短時間で自社ブランドの魅力を余すことなく宣伝できるでしょう。
自社サービスや商品が印象に残りやすい
動画は文字だけでは伝わりにくいサービスや商品の魅力を”音と動き”で伝えられます。音と動きのある動画は、文字だけのウェブサイトよりもユーザーの印象に残りやすいです。この現象はテレビCMに似ています。テレビCMは音や動きを加えて宣伝するため、ユーザーの耳に残りやすく、広告大賞を獲得しているCMもあります。音と動きを加えて動画宣伝できるYouTubeは、テレビCMと同じくユーザーの印象に残りやすいといえます。
昨今のYouTubeユーザー増加の傾向により、テレビCMより多くの人に自社サービスや商品をアピールできる可能性もあります。
効果検証しやすい
YouTubeにはユーザーの評価をそのまま反映する機能がついています。たとえば「いいね」の数やチャンネル登録者数は、ユーザーからの評価といえるでしょう。ユーザーの評価を目視で確認できるため「評価が悪い動画の改善点」を知ることができ、PDCA(計画→実行→評価→改善)を回しやすいです。
訪問者数の多いYouTubeだからこそさまざまな評価や意見を得られます。真摯に評価を受け入れて改善を行うことで、よりよい商品・サービスにすることができるでしょう。
YouTube動画の宣伝方法① | おすすめ欄や検索結果上位に表示させよう
YouTube動画をおすすめ欄や検索結果で上位表示ができれば、多くのユーザーの目に留まるため飛躍的な結果が見込めるでしょう。
しかし、闇雲に動画づくりを行ってはいけません。おすすめ欄や検索結果の上位に表示させるには一定の施策行う必要があるからです。
おすすめの施策を5つご紹介します。
ユーザーが検索しそうなキーワードをタイトル・概要欄に含める
YouTubeで動画をおすすめ欄や検索結果で上位表示させるには、ユーザーが検索しそうなキーワードをタイトル・概要欄に含めましょう。ユーザーは動画を検索する際「ダイエット 1ヶ月」など、何かしらのキーワードを入力します。ユーザーが検索したキーワードが動画のタイトルや概要欄に含まれていると、YouTubeが「ユーザーはこの動画を求めているだろう」と判断し、上位表示されやすくなるのです。
また、タイトル・概要欄だけでなく動画内のテロップにもキーワードを含めると、YouTubeが良質なコンテンツと判断するため検索結果の順位に影響します。ユーザーが検索しそうなキーワードを各所に挿入しましょう。
プロフィールを充実させてユーザーに安心感を与える
プロフィールを充実させてユーザーに安心感を与えることも大切です。ユーザーは安心して楽しめる動画を長時間見るケースがあります。動画が長時間視聴されると、YouTubeが良質なコンテンツと判断して検索結果やおすすめ欄に表示されやすくなるのです。
逆に、安心感がない状態でユーザーに有益な情報を発信しても、信用を得るのは難しいでしょう。ユーザーに安心感を与えて動画を最後まで視聴してもらうには、最低でも以下の情報をプロフィールに記載しましょう。
- 会社名
- 代表者の名前 / 性別 / 年齢
- 代表者の経歴
- 会社の方針
代表者の名前が公表されているか否かでユーザーに与える印象は大きく異なります。また、代表者の顔写真が掲載されていると尚よしでしょう。
トレンド情報を発信してユーザーの興味を引く
トレンド情報は多くのユーザーが興味のあるジャンルです。ユーザーが興味を持つ分、即効性があるため、トレンド情報を扱った動画は上位表示されやすいです。トレンドは、ニュースに取り上げられた情報でもよいでしょう。また、ツールを使えばニュースを見なくてもトレンド情報を確認できます。
以下の画像は、トレンド検索ツール「Googleトレンド」の画面です。
一度に複数のトレンド情報を確認できます。「Googleトレンド」はトレンド情報を狙っている方には外せないツールといえるでしょう。無料で使えるのもポイントです。
ただし、トレンド情報の取り扱いには注意しましょう。トレンドは多くのユーザーが興味を持つ反面、誤った情報を流すと炎上しかねません。トレンド情報はパンパンに膨れ上がった風船みたいなものです。少し触るだけでも破裂する可能性があるため、トレンド情報を扱う際は正しい情報にだけ関与し、不確かな部分には触れないほうが無難です。
動画内で高評価・チャンネル登録してもらうように促す
YouTube動画は、高評価やチャンネル登録者数が多いほどユーザーのおすすめ欄に表示されやすくなっています。動画がおすすめ欄に表示されると、自社ブランドを認知していないユーザーにまで知れ渡ります。そのため、動画内で高評価・チャンネル登録してもらうように促しましょう。
よくあるケースは、動画の最後で「ぜひ高評価とチャンネル登録をお願いします」と促す方法です。最後の一言があるか否かでユーザーのアクション率は変わってくるため、動画内で高評価・チャンネル登録してもらうように促しましょう。
サムネイル画像でユーザーの興味を引く
サムネイル画像は、タイトル選定の次に大切といっても過言ではありません。タイトル同様に、サムネイル画像もユーザーの目につきやすいからです。
サムネイル画像はいわば街中の看板広告のような役割をしています。街中で目を引くような看板を見ると興味が湧くでしょう。サムネイル画像も同様に、ユーザーの興味を引く役割があります。
YouTube動画の宣伝方法② | ファンを増やすために自分のYouTubeチャンネル・動画内でできること
YouTubeで自社動画を定期的に視聴してくれるファンを獲得するには、施策を打つことが大切です。ファン獲得に効果的な施策を5つご紹介します。
かんたんに導入できる施策が多いため、本記事を読み終えた後に活用してみてはいかがでしょうか。
CTAボタンを作る
CTAボタンとは、コンバージョンにつなげるためのアクションボタンです。企業のホームページにワンクリックで飛べるボタンと認識するとよいでしょう。CTAボタンを作るには、YouTube広告(YouTubeが提供している広告サービス)に登録する必要があります。
YouTube広告には、下記画像のようにCTAボタンが設けられています。
YouTubeは動画を視聴する前に基本的に広告が流れます。広告は一定時間経たないとスキップできません。ユーザーの興味を引く広告が流れると、動画を視聴する前にホームページに訪問してくれるでしょう。
ジャンルごとに再生リストを作成する
YouTubeには再生リスト(複数の動画を1つにまとめられるリスト)があります。動画のジャンルごとに再生リストを作成することで、視聴者は興味のあるジャンルの動画を探す必要がなくなり、まとめて視聴することができます。これによって、ユーザーの満足度向上とともにファンの獲得にもつながるでしょう。
また、再生リストには他社の動画も入れられます。有益な情報を発信している動画であれば、ユーザーのことを考えて他社動画を再生リストに入れるのも一つの手です。
しかし、再生リストに他社動画ばかり入っていると自身の動画が視聴されにくくなってしまいます。他社の動画を入れる場合は、多くても5割程度が好ましいでしょう。
ペルソナを設定する
ファンを獲得するには視聴者の興味を引く必要があります。興味を引くためには、動画作りの段階でペルソナ設定(ターゲット層の明確化)をしましょう。ペルソナ設定をすると「この動画は私に向けられている」と視聴者の心に刺さり、前のめりの姿勢で動画を視聴するはずです。そのため「どんな人に情報を届けたいか?」をコンテンツ作りの段階で明確にしましょう。
簡易的ではありますが、下記はペルソナの例で、動画のタイトルに含めるキーワードを「ビール腹 40代」に設定した場合です。
性別 | 男性 |
年齢 | 45歳 |
居住地 | 大阪府 |
年収 | 350万円 |
家族構成 | 妻・息子 |
職種 | コールセンター |
役職 | SV |
KWを検索した意図 | ビールの飲み過ぎでお腹が出てきた。息子に太っていると言われるため痩せたい。ビール腹を解消するために、該当キーワードを調べた 。 |
ペルソナを設定すると、自社サービスの魅力をどのように伝えればユーザーに興味をもってもらえるかがわかります。
上記のペルソナの場合は、年収を考えると高額な商品は売れないでしょう。費用は抑えめで、ビール腹を解消できるサービスを宣伝する動画にすれば興味を持ちそうだということがわかります。設定したペルソナに興味を引く動画を作成することができれば、ユーザーの興味を引きファンの獲得につながります。
コメント機能を使ってユーザーの満足度を上げる
YouTubeにはコメント機能が設けられています。ユーザーは自由にコメントできるため、視聴者同士でコンタクトを取り合っているケースもあります。
また、ユーザーからのコメントに返信することも重要です。動画投稿者からコメントを返してもらうと嬉しく思うユーザーは多く、満足度が上がりファンの獲得につながるでしょう。そのため、ユーザーからのコメントには積極的に返信するようにしましょう。
動画のジャンルを絞る
チャンネルで投稿する動画ジャンルを一つに絞るのもファンの獲得につながります。動画のジャンルを絞ると、ユーザーは「このチャンネルは好みの動画を出してくれる」と認識しチャンネル登録してくれます。ペルソナ設定同様で、ジャンルを絞って動画を投稿するとユーザーの興味を引いてファンが増えます。
YouTube動画の宣伝方法③ | より多くの人にYouTube動画を見てもらう方法
動画を多くの人に視聴してもらうためには、自社コンテンツの宣伝が欠かせません。宣伝には無料と有料の方法があります。それぞれ得られる効果が違うため、無料と有料の動画宣伝方法を見ていきましょう。
無料の宣伝方法
無料の動画宣伝のメリットは、導入しやすいことです。また、費用がかからないためリスクも少ないです。無料の動画宣伝方法を2つご紹介します。
SNSで宣伝する
SNSは、無料で使えて一度に多くのユーザーに自社サービスをアプローチできます。また、登録自体がカンタンなので、スマートフォンの操作に慣れている方であれば5分もかからないでしょう。
ただし、若年層の利用者が多いので、高年層の方向けの商品やサービスの場合は宣伝効果は飛躍的に期待できないでしょう。美容や洋服など、とくに若年層が興味のあるジャンルは宣伝効果が期待できます。
ウェブサイトに動画を埋め込む
自社のホームページなど、ウェブサイトに動画を埋め込むのも宣伝に効果的です。ホームページは文字が多くなりがちで、見るのに疲れてしまうユーザーもいます。動画であれば、自社のサービスを映像や音で紹介することができます。文字のサービス紹介を読んでもらうより、動画を見てもらうほうがユーザーにサービスの魅力が伝わりやすいでしょう。ダイエット商品を取り扱っているのであれば、ビフォーアフターの動画をウェブサイトに埋め込むと高い宣伝効果が期待できるかもしれません。
加えて、ユーザーのニーズに適した動画を埋め込むとSEOの評価が上がる傾向にあります。ホームページに新規ユーザーが訪れるきっかけにもなるでしょう。
有料の宣伝方法
有料の動画宣伝は費用がかかる分、高い効果が期待できます。
しかし、費用はピンキリなので、有料で動画宣伝を検討されている方は導入しやすい方法から選ぶのがおすすめです。有料の動画宣伝方法を2つご紹介します。
インフルエンサーに自社の動画を宣伝してもらう
自社動画をインフルエンサーに宣伝してもらうと、サービスの魅力を余すことなく伝えられます。インフルエンサーによって振り幅はありますが、必ず一定の支持者がいます。支持者はインフルエンサーの動画を最後まで視聴するケースが多いです。そのため、自社サービスの魅力を全て伝えられるでしょう。
しかし、インフルエンサー自身が動画でサービスの宣伝を行うため、魅力の伝え方次第ではユーザーに刺さらないケースもあります。費用対効果はインフルエンサーに左右されますが、サービスの魅力を全て伝えられる点においては優れた動画宣伝方法といえます。
YouTube広告で動画を宣伝する
YouTube広告に登録すると、下記画像のように動画が始まる前に広告を設置できます。
広告は一定の時間を経過しなければ基本的にスキップできないので、冒頭にユーザーの興味を引く内容を持ってくるとよいでしょう。
また、有料ではあるものの、費用が発生するタイミングは「ユーザーが広告を30秒以上見た場合」「広告をクリックした場合」のみです。何かしらの結果が出た場合にしか費用が発生しません。そのため、費用対効果の高い動画宣伝方法といえるでしょう。
YouTube動画の宣伝方法④ | YouTube動画を拡散させよう
YouTube動画を効果的に宣伝する方法は、SNSを使った施策が挙げられます。SNSは雪だるま式で動画を拡散できる宣伝方法です。SNSは利用者が多いため、一度拡散されると幅広いユーザーに動画を宣伝できます。
また、SNSによってはリツイート機能があるため、ユーザーが自社動画をリツイートするとユーザーのフォロワーに動画を拡散することができます。加えて、面白い動画は自社がアクションを起こさずともユーザーが拡散してくれます。
下記は、Twitterの画像です。
ユーザーは面白いと感じる動画を自身のフォロワーに共有するために、ツイート機能を使って動画を宣伝してくれます。つまり、自社に代わってユーザーが動画を宣伝してくれるのです。ユーザーは自身の意思で動画を宣伝しているため費用はかかりません。SNSは費用対効果の高い宣伝方法といえます。
まとめ
YouTube動画を宣伝するとさまざまなメリットを得られ、結果として売り上げアップにもつながります。動画宣伝の方法は有料と無料の施策があり、それぞれ得られる効果は異なります。まずは無料の動画宣伝から始めて、効果を得られなければ有料の動画宣伝を行ってみてはいかがでしょうか。
ぜひ、本記事を参考にYouTube動画を宣伝して、視聴者数・チャンネル登録者数を増やしましょう。